羽子板や羽根の意味!正月に遊んだり墨を塗るのはなぜ?

                         

最近は見る機会も減ってきましたが
お正月の代表的な遊びの1つ羽根つき

負けたら顔に墨を塗るのはなぜ??

実は羽子板や羽根などにも
ちゃんと意味があるんです!

今回はお正月遊びの1つに
欠かせないアイテム

羽子板の意味などについてお伝えしていきます。

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羽子板や羽根に意味は?お正月に羽根つきをするのはなぜ??

羽子板の歴史は古く、
もともとは宮中行事で羽根つきをする
道具として作られました。

しかし、徐々に厄払いの意味を
持つようになり、普及してきたました。

 

羽根つきが始まった当時、
羽根は、無患子(むくろじ)という
植物の種が使われていました

この「子供が患わない」という漢字は
縁起がよいとされ、無病息災と厄除けに
転じたのだと言われています。

 

当時は、子供に患いをもたらす
大きな原因はであり、
多くの子供が命を落とす元となりました。

それゆえ、羽根は病気の原因である
蚊を食べてくれるトンボに形を似せたことで、
厄除けの意味が重ねられています

 

そして羽子板そのものは、

身近に飾ると難を逃れる
という意味も持つため、合わせて三重にも

厄除け、厄払い、魔除けなどの
願いが込められていることになります。

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羽根つきで負けた方の顔に墨を塗るのはなぜ?

羽子板で遊んで、打ち損じた方が負け。

勝った方は負けた方の顔に
墨で○×を書くことは、誰もが知っている
羽子板のルールです。

実は、この顔に済を塗ることにも、
魔除けの意味があります。

 

もともとは、罰ゲームというわけではなく、
鬼が嫌う墨の色を付けることによる
魔除けが始まりです

無患子の種を使った羽根を、
お互いの無病息災を祈願しながら、
できるだけ長く突き合うものでした。

 

そして羽根を落としたら、
魔除けの墨を塗って、
また羽根つきを続けるわけです。

羽子板と羽根そして羽根つきには、
魔除け、厄除け、無病息災などの
願いを込めており、

色鮮やかな着物を着て、
正月に彩りを添える子供たちの元気な姿は、
昔から人々に望まれていた姿なのでしょう。

結納で羽子板は飾る意味は??

江戸時代に入る前には、
正月に女性へ羽子板を贈ることが
習慣になったと言われています

厄除け、厄払い、魔除けなどの
意味がある羽子板そのものには、

他にも、健康で末永く幸せになる
という意味があります。

 

そのため、水引き飾りで華やかに
結びを表現した羽子板は、
結納の品の一つとされるようになりました。

現在でも、少なくなったとはいえ、
結納用の羽子板を取り扱う店もあります。

 

飾るための羽子板が多く出るようになり、
羽子板は実際に遊ぶための道具とは
違う意味を持ち始めました。

多くの伝統遊びが廃れる中で、
羽子板や羽根つきはその縁起の良さから
長く受け継がれることになったわけです。

 

 

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