日頃から疲れやすかったり、めまいや貧血
といった体調不良に悩んでいませんか？
こうした症状が低血圧から
もたらされていることがあります。
そもそも低血圧と貧血は違うものってご存知ですか？
今回は低血圧と貧血の違いや
その関係など詳しく説明していきます。
Sponsored Links
低血圧と貧血は違うもの？その関係は？同時に起こることもある？
朝なかなか起きれなかったり、出勤ラッシュや
朝礼などでフラフラと貧血を起こしたり。
「低血圧なんだよね」とか「貧血気味で」と
低血圧も貧血も混同してしまっている事があります。
症状からとても似ていて同じに思われがちですが
まったく違う事で起こっている症状です。
稀に同時に起こることもあるので
さらに混同してしまいがちになります。
まず「貧血」とは、酸素を供給する役割をする
血液中の赤血球やヘモグロビンが少なくなる事から
身体の中が酸素欠乏
いわゆる酸欠の状態になっていることをいいます。
また、「低血圧」は、赤血球やヘモグロビンの
数値は正常なのにもかかわらず、
血液を身体中に送るポンプ（心臓）の働きが
弱いために起こります。
また、末梢血管の緊張が緩み血圧を保つ事ができずに
脳が酸欠状態になることがあります。
それにより、立ちくらみやめまい、頭痛
といった貧血と似ている症状が起こります。
一目瞭然なのは病院で血液検査を行い、
ヘモグロビンの濃度を測るとわかります。
Sponsored Links
妊婦は貧血から低血圧になることも？眠気や冷え性も関係あるの？
妊婦の場合も
貧血から低血圧を起こす場合があります。
特に妊娠初期などではつわりによって
身体の水分摂取量が少なくなることで、
貧血から低血圧になることがあります。
中期から後期にともなると、
大きくなった子宮周辺の静脈が圧迫され
血液循環が悪くなり低血圧を引き起こします。
産後の授乳期にも
水分摂取量の不足と寝不足などのストレスから
貧血や低血圧を引き起こすことがあります。
疲れやすかったり、めまいなどの症状に加え
むくみなども起こるので、
水分摂取量や鉄分の摂取に気を付ける必要があります。
また、猛烈な眠気に襲われる症状があると思いますが、
この症状においては妊婦さんに限らず起こります。
低血圧も貧血もここまで見ていただき解るのは
「血液の酸欠」が原因です。
脳に酸素が供給されない事から活動が低下し、
その結果、強い眠気を引き起こしているのです。
冷え性の方も、血の巡りが悪い点で血液の酸欠です。
充分な睡眠と生活習慣の見直しが必要です。
低血圧の場合には塩分を控え過ぎで起こるので、
過多にならない程度に補給することで改善して行きましょう。
低血圧と貧血のチェック方法は？
低血圧のチェック方法としては
定時に血圧を測り記録しておきます。
めまいやのぼせ、動悸といった症状が
併せてあるケースでは、
更年期障害や鬱病に起因している場合があり、
自己判断はとても難しいです。
無理なダイエットから栄養摂取不良を起こし、
顔色が悪く生理不順を併発していることもあります。
また、貧血症状も低血圧と似ていますが、
爪の色が悪く、欠けやすかったりする場合や
下まぶたの裏側が白い場合は貧血です。
いずれも軽度であれば食習慣を含む
生活習慣の改善で軽減されることがほとんどですが、
他の病気が隠れている可能性もありますので、
まずは病院で診てもらいましょう。
