春の代表的な食材である「はまぐり」
ひな祭りや春らしい料理の際に
用いられる貝ですが、
スーパーで買って来たはまぐりは
砂抜き不要とはなっているけどちょっと心配・・・。
砂抜きは必要ある?ない??
どんな方法?と疑問があがるものです。
はまぐりの砂抜きについて解説します。
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はまぐりの砂抜きはしない?必要?その方法は??
はまぐりや2枚貝を
買って来たときにパックなどに
「砂抜き不要!」や「砂抜き済み」
なんて書かれているものがほとんどだと思います。
しかし、1度はあの「ジャリ・・・」っとした
食感に遭遇されたかたもいるのでは??
時間があれば砂抜きは今一度、
行った方がよいといえます。
但し、砂抜きを行う方法を間違えない様に・・・。
「砂を吐いてないから必要なかった」
なんて言わず、
砂抜きは使用する塩水の濃度や
方法によっては砂を吐かないものなのです。
はまぐりの砂抜きの方法は、
はまぐりが重ならない様に浅く広口の器を用意し、
貝が浸かるヒタヒタの量の水に浸けます。
塩分も絶妙で濃過ぎても薄過ぎても吐きません。
一般的に二枚貝の砂抜きに使う塩分は、
塩分濃度3%の塩水を作ります。
つまりは海水と同じ塩分濃度の水を作ります。
水1リットルに対して30gの塩を入れ溶かします。
そして新聞紙などを被せて、
薄暗いところへ置いておきます。
出来れば砂出しした後に1時間
水につけて塩抜きを行うとベストです。
砂出ししたままのあさりでは塩分を含み、
その後調理する料理が塩辛くなってしまうからです。
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塩は不要!お湯を使ったはまぐりの砂抜きのやり方は?
はまぐりの砂抜きに必要な塩分を見て
驚かれた方も多いでしょう。
海水と同じ塩分量って相当量の塩が
必要なんだ・・・ということで、
塩の消費を考えると悩むこともあります。
そんな時は
お湯を使った砂抜きもおすすめです!
温度は45~50度のお湯に5~10分浸けるだけ。
いわゆる50度洗いというもので、
食材自体のうまさを引き出すとされている他、
砂を吐き出しやすいとされています。
加熱しても身が縮みにくく、
プリプリとした食感に仕上がる!!
と言われる方法なので、
ぜひ試して頂きたい方法です。
はまぐりの砂抜きの時間には一晩かかる??
スーパーなどで下処理済みのものであれば
3時間くらいで十分ですが、
自分で獲って来たものは一晩放置です!
自分で獲って来た物は
ご存知の通り砂を含んでいるので、
できるだけ一晩は砂抜きを行っておきたいですね。
おいしいはまぐり、
ぜひ美味しくいただきたいもの。
面倒くさいな・・・
とは思わず、ひと手間加えることで
さらに美味しさアップに繋がります!
また、この方法はあさりも同じですので、
あさり利用の時にもご参考にしていただければ幸いです。