いちじく(無花果)は、
女性に嬉しい効果のある果実。
ただ、人によってはアレルギーを起こすことも?
いちじくを食べてアレルギーを起こした場合の
症状とは一体どういったものでしょうか?
時には重大な事になりかねないので、
事前に知っておきましょう。
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いちじくに含まれる効能や効果!
いちじくの原産はアラビア南部。
6000年以上も前からメソポタミアで栽培されていた!
など言われ、ギリシャ神話などにも登場している果物。
中国では不老長寿の果物
とも言われ、重宝されてた果物です。
食物繊維をはじめとする鉄分やカリウム、
カルシウムといったミネラルと
ビタミンB1・B2・B6・Cといったビタミンを
バランスよく蓄えています。
その効能は、ガン細胞を麻痺させる効果や
いちじくの果汁より抽出されたベストアルデヒドは
抗がん作用に期待されています。
身近なものではザクロエラグ酸を主体に、
アントシアニンやエピカテキン、クロロゲン酸、ルティン
といった成分による美白効果や抗酸化作用による老化防止、
ペクチンなどの水溶性食物繊維による下痢や便秘解消、
善玉菌の活性を助け腸内環境を整えたり、
糖の吸収を抑えて血糖値を穏やかにさせる働きを持ちます。
さらに種には女性ホルモン同様の作用を持ち、
月経前症候群や不妊、更年期の緩和、
鉄分を含むので貧血予防、
プリテアーゼというたんぱく質分解酵素を持つので
食後に食べれば胃もたれ予防や糖質・脂質消化を助けます。
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いちじくアレルギー症状はじんましんやかゆみ!?
いちじくを食べて唇や口の周辺、口腔内に
痒みや痺れ、チクチクした痛み、
さらに肌にじんましんや腹痛・嘔吐・・・
この様な症状が見られる場合には、
口腔内アレルギーを疑います。
更に、いちじくはゴム製品と共通抗原があり、
ラテックスアレルギーにも反応します。
食品ではバナナやアボガド、クルミ、キウイ、
パパイヤ、ピーナッツ、ジャガイモ、トマトにも
反応があったりするので注意!!
シラカバ花粉症を持っている方も注意が必要です。
症状は個人差があるので、
中には呼吸困難になる方も!
アナフィラキシーショックにより
最悪な状況に陥る事もあるので甘く見てはいけません。
ドライいちじくにおいても同様の様です。
赤ちゃんの離乳食に使って大丈夫?アレルギーの心配は?
甘く柔らかい状態まで熟したいちじくは、
赤ちゃんにも食べさせやすい果物です。
しかし、色々な味を覚えさせたい反面、
アレルギーの心配や消化について気になるもの・・・
無理に食べさせる必要はありませんが、
果物が持つたんぱく質は加熱によって破壊されるので
与えるのであればレンジなどで加熱
11ヶ月頃から与えて、量も1/4程度から
少しずつ与えて行くとよいかもしれません。
ドライいちじくは水分も抜け、食物繊維も多く、
噛み砕く事も消化も追いつけないので
3歳以降から少量与える分にはよいかもしれませんが
あげ過ぎには注意しましょう。