白く小さな鈴型の
可愛らしい花「すずらん」
香りもよく庭花や鉢植えとしても
とても人気がありますね!
実はブライダルにもとても
相応しい花だってご存知ですか?
古くから愛されている
すずらんの花言葉などご紹介します!
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フランスではすずらんは縁起もの!?花言葉も違うの?
フランスの祭日である「メーデー」と
すずらんはとても深い関わりがあります。
そう、毎年5月1日のメーデーには
愛する人や大切な人にすずらんを贈るという
なんとも素敵な習慣があるのです。
贈られた人には幸運が訪れる!
といったいわれがあり、
フランス語ですずらんを”ミュゲ”というのですが
別名「ミュゲの日」とも呼ばれています。
・ずっと前から好きでした
・幸福の再来
・さりげないお洒落
・仲直りしましょう
・あなたの美しさ以上に
あなたを飾るものはありません
愛する人に贈る!
という意味でもフランスやイギリスでは
ブライダルブーケにも使われる事が
多いのも幸福の花の所以から。
この風習は1561年5月1日、
幸福をもたらす花としてルイシャルル9世に贈られ、
その後、宮廷の婦人たちにも幸せを分けようと
毎年贈られていたのが由来しています。
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日本でのすずらんの花言葉の意味や由来は?
・幸福が帰る
・幸福の再来
・意識しない美しさ
・純粋
・癒し
・平静
など多くあり、フランスの花言葉とも重なります。
流通過程から花言葉も交錯し増える事もありますし、
後からつけられたり解釈の違いからなどで
似た様な花言葉が付いているので
一概に正解がないとも。
ちなみに、「森の鈴」とも呼ばれる
すずらんにはこんな伝説があります。
森の守護神セント・レオナードが修行に出た際、
森で迷い大蛇に襲われ瀕死の状態で倒した後、
血だらけになったレオナードは
草の上に倒れ込んだのでした。
負った傷は深く、流れ出た血は大地を染め
意識も遠くながらも静寂した中、
血に染まった大地にから
白いスズランが一斉に咲き出したのです。
スズランは彼の身体の傷や心の癒しを
始め精神的にも癒し始めました。
森の精霊が森を守ってくれたレオナードの為に
咲かせたという伝説から・・・。
そこから”癒し”や”平静”、”幸福”を意味しているそうです。
すずらんの開花時期はいつ?
すずらんは、おおよそ4月~5月。
割と高地に自生しています。
日本原産種(鈴蘭・君影草)と
ヨーロッパ原産種(ドイツスズラン)とがあり、
現在お花屋さんなどで売られているのは
ドイツスズランが主になります。
白が主ですが、薄いピンク色の花を咲かせる
「ピンクスズラン(モモイロスズラン)」や、
斑の入った葉を持つ「縞斑スズラン」など。
素敵な花言葉を持つ花ですが、
毒性が強く虫も寄り付かないなんて言われています。