旧暦の8月15日は韓国では
秋夕(チュソク)とよばれる秋の祝日です。
秋夕(チュソク)の意味や由来は?
どんな料理を食べるの??
など面白い風習や、代々伝わる習わしがある秋夕!
今回は2014年の秋夕(チュソク)などの情報を
お伝えしていきます。
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秋夕(チュソク)の意味や由来は?2014年はいつ?
韓国の祝日、秋夕(チュソク)は
別名「ハンガウィ」とも呼ばれる韓国の伝統行事です。
日本で言うところのお盆に近い習わしです。
旧暦の8月15日といえば、
中秋の名月が見える時期ですが、
韓国でもこの最も月が美しい夜に
お祭りを行っていました。
このお祭りが徐々に風習として
今に受け継がれてきた形が秋夕(チュソク)です。
2014年の秋夕(チュソク)は、
9月7日~10日です。
秋夕(チュソク)の時期の韓国の過ごし方
まず、秋夕の1月程前に、
家族総出でお墓の清掃をします。
韓国のお墓は日本とは形が違い、
土をこんもりと盛ったものが一般的です。
この清掃は非常に重要視され、
きちんと綺麗にしなければ祖先に子孫として
認められないとまで言われる事もあるようです。
その為、どんなにお墓が遠方にあっても
週末はお墓の掃除をします。
次に贈り物を選んだりします。
秋夕の日には仕事でお世話になっている方や、
友人、親戚にプレゼントを贈る事が昔からのしきたりです。
日本で例えるならお中元の時期に
贈るような物を贈ります。
韓国では秋夕の前後も祝日になっており、
日本のお盆のように多くの方が故郷へと帰省していきます。
秋夕の日は一族が家に揃い、
今年、取れたばかりの食物やお酒などを
ご先祖さまに供え、食事が終わると墓参りへと向かいます。
墓参りの仕方は日本とは大きく異なり、
親戚一同が墓前に向かって
体を地面につけてお辞儀をします。
秋夕の期間は都心は静まり返り、
お店はいつもよりも早く閉まったり、
そもそも開いていないことも・・・
多くの若者は故郷へ里帰りし羽をのばします。
こう見ると秋夕も日本のお盆と
過ごし方は似た感じですね。
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秋夕(チュソク)に食べる料理は?
秋夕(チュソク)の定番とも言える料理は、
・新米で炊いた栗ごはん
・里芋の澄まし汁
・松餅(ソンピョン)
などが代表的な料理です。
うるち米に小豆や栗、砂糖や胡麻を、混ざたお餅。
秋夕(チュソク)の時期の旅行の注意点!
秋夕の時期に韓国旅行に行くのは、
実は、あまりオススメできません。
いわゆるお盆の時期ですので、
多くのお店が閉まっています。
しかし、秋夕の時期はイベントが、
いろんな所で開かれています。
伝統的な民族衣装を身にまとった
女性や男性が踊ったり、
出店が軒を連ねるような通りもあるようです。
とはいえ、駅はどこも帰省ラッシュ!
道路も渋滞が酷いので旅行に行く際は注意しましょう。
2014年の秋夕は、9月7日~10日です。
いつもと違う韓国に出かけてみてはいかがでしょうか?