私たちは生まれてから大人になって
今の今まで色々な病気から守る為に
予防接種を受けます。
予防接種を受けると抗体が出来るものですが、
副作用に熱を伴うものもあります。
予防接種の副作用や熱はどの程度のものでしょうか?
けいれんなどは起きるの?
不安もつきないと思います。
今回は予防接種の熱など副作用についてお話しします。
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予防接種の後、熱がでるのは副作用のせい?
予防接種とは、重症化する感染症を
あらかじめ予防する為のもの。
という事はご存知ですよね。
体の中に無いものを入れる事に寄って副作用、
いわゆる『副反応』といわれる生体反応が起こり、
気分が悪くなったり、腫れたり、
しこりが出来たりすることがあり、
そのほとんどが
2~3日で自然と消えてしまうものです。
この副反応が怖くて予防接種を受けたくない
または受けさせたくない
と思われる保護者の方もいらっしゃいますが、
必ず起こるものではありません。
本当に感染症にかかるリスクに比べれば、
重度の副反応は極めて稀なケースであると言えます。
予防接種を受けた後、
30分は接種した場所で様子を見て、
やもえず早々に帰宅する場合には、
医師との連絡が取れる様にしましょう。
また、生ワクチンで3週間、
不活性ワクチンでは24時間は
副反応の出現に注意し、
激しい運動や注射した部位に触れない様にしましょう。
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予防接種後の熱は何度まで出る?けいれんが起きたときは?
副反応には熱が出るものがあります。
生ワクチンを受けた場合に起こることがあり、
生ワクチンは病原性(毒性)を弱めた
ウィルスや細菌を使うので、普通は特別な症状は出ません。
代表的なのは麻しん(はしか)の
予防接種後に熱が出るケースが
約20%ありますが、病状は強くありません。
逆を返せば、毒性を弱めたワクチンを
打って熱が出る場合には
本物の麻しん(はしか)にかかれば
重症化する危険性が高いということです。
予防接種後の熱は、おおまかな目安として
38.5度とし、気分が悪かったりすることもなく
適度な水分を補給出来る状態であれば冷却程度で、
うなされる程であった場合には解熱剤を使用します。
けいれんが出た場合には、
すぐにでも医師の診断を受ける様にしましょう。
予防接種の後、熱があるとき外出しても大丈夫?
予防接種した後に発熱、
特に小さなお子さんの場合保護者の方が
どうしても外出する予定があって
置いて行けないなど
様々理由がおありだと思います。
熱が高くても元気であれば、
あまり神経質にならなくてもよいのですが、
長時間の外出は体力をさらに奪い
さらに高熱に繋げることにもなるので、
近所で手短な買い物程度以外は
辞めておいた方が無難です。
大人の場合には、自己判断におまかせしますが、
翌日は仕事であるといった場合には、
静かに安静になさっていたほうがよいのでは・・・?