今ではお取り寄せでも楽しむ事が
出来る様になったすっぽん。
好きな方は、専門店で楽しまれていますが、
家庭で楽しむすっぽん鍋もまた格別です。
別名「まる鍋」ともいい、
関西地方のおいしい鍋料理の1つです。
家庭ですっぽん鍋を楽しむ場合、食べ方は?さばき方は?
どうしたらよいのでしょうか?
すっぽん鍋の作り方などご紹介したいと思います。
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すっぽんのさばき方は?自分でもできるの?
すっぽんは生きた状態で手に入れないと
痛みがとても早く自宅でさばくことは難しいです。
また、生きた状態でさばくため、
噛み付かれる危険性があります。
すっぽんのさばき方は、
「四つおろし」や「四つほどき」という方法で
お腹側から中心に割って、
前足・後ろ足と分けながらさばきます。
・爪
・甲羅
・胆のう
・膀胱
この4つ以外は全て食べる事が出来ます。
まず、首を落とした後、そこから血を取り、
あらかじめワインや酒を入れて置いたグラスに
受けると生き血をいただく事も出来ます。
次に甲羅と周囲にめぐってある柔らかい甲羅の部分
エンペラの境に一周包丁を入れて甲羅を外します。
甲羅を外したら、お尻の真ん中に包丁を入れ甲羅を切断、
続いて左右も真ん中に箇所に包丁を入れます。
臭みの強い膀胱(尿袋)は傷を付けずに外す必要があり、
包丁の刃先を使って先に切り取ります。
返して腹側の硬い部分を避けて包丁を入れ、
左右の切れ込みに達するので
そのまま二つに切り分けて内蔵などを取り外し、
メスであれば卵はとっておきましょう。
なかなか難しいので
さばき済みのものを手に入れた方が賢明です。
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すっぽん鍋の作り方!用意する材料や味付け、しめのおすすめは?
すっぽん鍋の作り方は、
主役であるすっぽんの下処理から行います。
状態によっても若干違いがありますが、
いずれにしてもさばいた後は同じ工程で行います。
ザルなどにすっぽんの肉を入れ、
上から熱湯をかけまわし、水道水で洗います。
こうすることで臭みの元になる血がきれいになり
おいしいすっぽん鍋になります。
具材は好みに寄りますが、しょうがとねぎは入ります。
豆腐や他に白菜など一般的な鍋物と同様です。
味は、基本醤油と日本酒、塩や出汁といった
シンプルな味付けでいただきます。
すっぽんからもおいしい出汁が出るので
それを活かした味付けがあう様ですね。
しめはやはりご飯を入れて、卵をふんわりと絡ませた
「すっぽん雑炊」がおすすめ!
おいしいすっぽんの出汁を余す事無く楽しめ、
専門料理店でも出されるしめのご馳走で、
他にもお餅やうどんなども合います。
すっぽん鍋に効能や効果は?
すっぽん鍋の効能は、
・身体を温める
・滋養強壮
・精力増進、
・精神安定
・悪玉コレステロールの減少
など健康にとてもよい効果を発揮します。
また、女性にうれしい効果としては
肌にハリを与え、特に甲羅の周辺にあるエンペラは、
ゼラチン質でコラーゲンが豊富なので
捨てずに食べたい部位です。