呼吸が苦しかったり胸が痛む・・・
なんて症状があれば、なんらかの異常と
不安になるもの。
そうした症状には
色々な原因や病気が付きまといます。
中でも気胸(ききょう)は
1度治ってもまた引き起こす事がある様です。
一体どんな病気で原因は何なのでしょうか?
今日は気胸の原因とされている物、
初期症状などについて調べてみました!
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気胸の初期症状とは?痛みはあるの?
気胸(ききょう)は肺に起きる病気の1つ。
その仕組みには肺にある胸膜という
薄い2枚の膜で包まれています。
この膜の間には胸膜腔と呼ばれる部分があり、
分泌液が少し満たされている程度なのだそうです。
気胸は肺に何らかで穴が開いた状態で
漏れた空気が胸膜腔に漏れることです。
その結果、肺を圧迫し肺自身がしぼむ、
肺が膨らまない事で呼吸に異常をきたします。
初期症状には呼吸の異常とは別に、
肩こりや鎖骨に感じる違和感、
胸部や背中に鈍痛を感じるなど見られる様です。
痛みや軽度の方もいらっしゃる様なので、
初期症状が全て出る訳ではないそうです。
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気胸の原因はタバコやストレスから?
気胸の原因はハッキリしていない事が現実の様です。
一般的に言われる原因としては、
やはり体に悪いものがあがっている様です。
気胸にもいくつか種類がある様で、
・自然気胸
・続発性気胸
・外傷性気胸
・医療性気胸
・月経随伴性気胸
・緊張性気胸
以上の分け方がされており、
続発性気胸は自然気胸に含まれてます。
自然気胸も原因がはっきりしておりません。
続発性においては肺気腫や肺がんなど
肺の病気より引き起こすとも言い高齢に多い様です。
自然気胸には痩せ型の若い世代の男性に多い言われています。
女性であれば子宮内膜症を原因としている
月経随伴性気胸が考えられ、
月経開始の前後に気胸の症状を引き起こすそうです。
自然気胸の原因ははっきりしていませんが、
体にダメージを与えるタバコやストレス、
そうしたものも何らかの影響を与える事はある様です。
気胸は自然治癒する?赤ちゃんにも感染したりするの?
気胸の初期状態で軽度であれば
自然と穴が塞がれ自然治癒することも多い様です。
ただし重度の場合は
脇から胸膜腔内の空気を抜くために針を差す治療が
行われる様ですが、再発率が高い様です。
何度も繰り返す様であれば
胸腔鏡手術という方法が取られるとも。
また、気胸は感染するものではありません。
しかし肺結核など肺のウィルス感染による
別の病気から他の方へ感染することは考えられます。
なお、赤ちゃんでも気胸を持ちながら
生まれて来る場合があります。
これは肺の病気によって人工呼吸器を
長期的に使う事で引き起こす可能性があるそうです。
呼吸困難になることで血圧低下がみられます。
胸部X線など医師により診断を行われ、
酸素投与と胸腔から空気を抜く処置がなされる様です。