風邪で起こる咳と間違えそうな”咳喘息”
喘息ってうつるのかどうか？

あまり長引いて咳が続くと
周りになんらか影響があるのでは？
・・・と考える事も。

また、逆もしかりで、周りに咳喘息の方がいる場合に、
これは自分がうつるのでは？と心配になることも。

今回は咳喘息について原因など詳しく解説します。

咳喘息の原因や症状は？他人にうつるの？

咳喘息は外的刺激（アレルゲン）を
受ける事で、空気が通る気道に
炎症が起き狭くなることで発症します。

特に夜中や明け方に集中的に咳が出て、
寝不足を招くといったことになります。

症状は咳！

3週間以上ゴホゴホと続く場合には
咳喘息を疑った方がよい場合があります。

風邪に似ているため、
熱など他の症状が無いのに風邪薬を飲み続け、
悪化させてしまうこともあります。

熱がないのに咳が長引く原因や考えられる病気は？

また、「うつるか？」という部分ですが、
細菌やウィルス性のものではないので
他にうつす事はありません。

しかし、何らかのアレルゲンにより
引き起こしている場合もあるので、

それらを吸い込まない為にマスクを
着用したほうがよいという面はあります。

アレルゲンとは、家ダニや花粉。

春や秋なら花粉症の時期でもあります。

子供よりも大人の喘息は治りにくく、
重症化する事も多いので軽くみない様に注意しましょう。

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子供にも咳喘息はうつることはないの？見分け方は？

子供の場合は「喘息」と
診断されているわけでもないのに、

風邪をひくたびに咳が酷く
「ヒューヒュー」「ゼイゼイ」といった
喘鳴が出ることがあります。

風邪の度に繰り返し起こしたり、
空気が乾燥している時期に喘鳴を起こすと言った

気管支のトラブルが多い場合は
徐々に喘息へと進んでいます。

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また、子供の喘息は
鼻風邪などと似ている症状から始まり、
咳と鼻水だけでは感冒様症状と診断される事も多く、

誰も疑わない事が多いので突然、
咳喘息を発症したように思うことがあります。

対策としては風邪を悪化させない、
長引かせないといったことが大切です。

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ただ1つ保護者が判断出来る基準に
「発熱」があります。

咳喘息であった場合は発熱がありません。

他に似た症状には
肺炎や喘息様気管支炎などもあり、

咳をすることで喉が腫れて
発熱することもあるので、

子供の病状をチェックし
医師に正確に伝える様にしましょう。

子供の鼻水や咳が長引くときや熱が続くときは？

咳喘息は何科で診断するの？漢方は効く？

咳喘息を疑う場合には「呼吸器科」や、
「呼吸器内科」があてはまると思います。

漢方薬で改善が出来るか？
という面ですが、実際に咳喘息なのかどうか？

はっきりしないうちにあれこれと
薬を変えるのは悪化の一途を辿る場合も。

気管支炎や気管支喘息といった症状に処方される
「麦門冬湯（ばくもんどうとう）」という漢方があります。

ドラッグストアにも並んでいますが

出来るだけ自己判断で服用せず
早めに受診するようにしましょう。