せっかく気に入って履いていた革靴が
いよいよひび割れてしまった！

新しい靴を買ってもいいけど、
お気に入りだし履きやすいんだよなぁ・・・。
なんてことがありますよね。

皮靴のひび割れは直せないものでしょうか？

ひび割れない様にするお手入れ方法、
補修の方法や防止策などをご紹介しようと思います。

皮靴がひび割れを起こす原因は？

靴がひび割れてしまう原因は『乾燥』

顔も水分を残したまま放置すると、
ガビガビになってしまいますよね？

ただ、人間には皮脂があるので、
しばらくすればしっとりしてきますが、
靴の皮に至ってはそうはいきません。

例えば雨の日に革靴を履いて行って、
そのまま自然乾燥させたまま、

ちょっと拭いておいただけ
なんてことはありませんでしたか？

お手入れ不足によって靴の革が乾燥し、
潤いも与えられずにそのまま劣化が進んでしまい、

最終的にはひび割れてしまうといった結果に陥ります。

それだけ革靴と水は相性の悪いものです。

革靴のひび割れ防止方法は？しわにならないお手入れはオイル？

革靴は日々のお手入れをおこなえば
比較的長い事履き続ける事ができます。

お手入れとしては
革靴の手入れに必要な道具を揃え、

汚れをブラシで落とし酷い汚れの場合は、
革靴専用のクリームで落とす様にします。

あまり酷い場合には皮革製品専用の
「サドルソープ」を使用して洗います。

馬の鞍（くら）の洗濯用に開発された
石けんですので、安心して使う事が出来ます。

洗い終わった後は水気を拭き取り、
じっくりと時間をかけて陰干しを行い、
乾いたらお手入れ用の油分で潤いを与えます。

自分ではちょっと難しいと思う場合には、
定期的に靴のクリーニングなどに依頼することも1つです。

主に甲の部分に起こる「しわ」については、
履いて出来るシワは致し方ありません。

洋服などと同様で柔らかい皮を使用していても、
力が加わる部分にはシワが寄ってしまいます。

革靴を長持ちさせるには
正しい「お手入れ」が重要です。

シワ防止には複数の靴を用意して
ローテーションすることです。

また、オイルですが
「ミンクオイル」を使う場合には注意が必要です！

皮が柔らかくなりすぎて
コシのない靴になってしまいがち・・・。

新品の靴のお手入れや
固さを感じる場合に使う程度にし、

それ以外の日常的なお手入れの場合は、
他の動物性オイルがおすすめです。

シワの改善に紙やすりを使う方もいます。

2000番などの細かなもので削り
ワックスで磨くと綺麗になるそうですが、

かなりの熟練技を要しますので、
専門店などに依頼するのが無難です。

革靴のひび割れ修理や補修はパテでできるの？

革靴がひび割れた場合、
素人での自力補修は非常に厳しいです。

状況にもよると思いますが、
いずれにしても補修キットやパテなどで
埋めてもすぐに取れてしまうのが実情です。

販売店ではなく、直接メーカーに問い合わせたり、
靴修理の専門店などに実物を持参して
相談すると修理が可能な場合が多々あります。

状況により費用がかさむ場合もありますので
見積りを出してもらうようにしましょう。