冬の朝。
子供の頃に霜が降りているところを
サクサク歩くのが楽しかった
・・・なんて思い出がある方もいますよね?
でも、そもそも霜って
どんな条件で降りるのかご存知ですか?
実は寒いからといって
毎朝霜が降りる訳ではないんです!!
そこで、気になる
霜が降りるメカニズムをご紹介します。
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霜が降りるのは温度は何度から?どんなメカニズムなの??
霜とは気温が下がり
物体の表面が0℃以下になった時、
空気中の水蒸気が水にならずに
昇華して氷の結晶になり付着したものです。
空で出来た結晶は雪
地上で出来た結晶は霜
という事なんだそうです!!
寒い朝、いざ車に乗ろうとしたら、
フロントガラスに霜が降りていて真っ白!!
なんて事もありますが、
あれは寒さでフロントガラスが冷やされて
水蒸気の結晶が付着しているという事なんですね。
ちなみに、
フロントガラスや家の窓に降りる霜は
「窓霜(まどしも)」と言うそうです。
針状、樹枝状、板状、コップ状・・・など、
条件によってさまざまな模様を描くここがあります。
キレイですが、フロントガラスに
降りる霜は予防や対策が
なかなか厄介なのでそれどころではないですね・・・
霜の正体が分かったところで、
次に霜が降りる条件をご紹介します!!!
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霜が降りやすい条件とは?気温や湿度の関係・・・
寒い朝に必ず
霜が降りているわけではないですよね。
霜はいくつかの条件が重なると
降りるんだそうです!!
そこで、その条件をご紹介します。
気温が4℃以下である事
氷点下じゃなくていいの?
と疑問に思ってしまいますが、
この「気温」というのは
私達の顔の高さぐらいの
1.5mの高さで計測されているそうです。
そして、1.5m付近がおよそ4℃くらいになると
地面付近は氷点下になっていることがあるそうです。
なので、「気温が4℃以下」
つまり「地面付近が氷点下になる事」が
1つ目の条件になります。
風が弱い事
風が強いと空気がかき混ぜられて、
地上付近の気温が
氷点下になりにくくなるそうです。
夜の天気が晴れである事
晴れ、つまり上空に雲が
ない事によって放射冷却が起き、
気温が下がる為に霜が降りやすくなります。
雲がなく遮るものがないので、
日中の日差しなどで暖められてた地上の
暖かい空気が上に逃げてしまい気温が下がる事
湿度が高い事
空気中の水蒸気量が多いほど
霜は降りやすくなります。
逆に気温が低くても、
湿度が低ければ霜が降りない事もあります。
以上が霜が降りやすい条件です。
気温と地面付近では4℃近くも
気温が違うのは驚きますよね・・・
足が冷えてしまうのも納得ですね。
霜が降りた朝は子供の頃を
思い出してサクサクと歩いてみて下さい!!