昨今、健康効果やダイエット効果など
様々な面で注目を浴びている炭酸。
ですが、強力炭酸や無糖炭酸など種類も色々あります。
メリットがあるならば生活に取り入れていきたいけど
炭酸が胃や腸に刺激を与え負担をかけてしまうのではないか?と
不安な方もいるかもしれません。
そこで今回は炭酸は胃や腸に悪いというのは本当なのか?
炭酸のメリットとデメリットを紹介します。
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炭酸は胃に負担をかけるって本当なの?
飲んだ時のしゅわっとした刺激が魅力でもある炭酸。
ですが、その刺激が胃や腸に負担をかけてしまうのではないかと
心配している方もいるかもしれません。
炭酸は消化促進や便秘改善など、胃腸に良い効果があると考えられています。
しかし、炭酸水が胃や腸に悪影響を及ぼす可能性があるケースも存在します。
例えば、炭酸はゲップが出やすい飲み物なので、
胃酸が逆流しやすい方にはおすすめできません。
また過敏性腸症症候群の方もガスが発生したり
腸に膨満感を抱えることになるため炭酸は避けた方が無難だと言えます。
さらに胃潰瘍の方も炭酸水は症状の回復を遅らせる恐れがあるので避けた方が良いでしょう。
元々、胃腸に何かしらの症状を抱えている場合には、炭酸が胃腸に負担をかけることがあります。
自分の体調に合わせ炭酸の制限や控えることがおすすめです。
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炭酸は胃に良い!?5つのメリットと3つのデメリット
炭酸を飲むことで期待できるメリットは主に5つあります。
1つめは炭酸水を飲むことで血中に溜まる炭酸ガスによりランニングしているような状態になることで、「消費エネルギーが増量する」ことです。
2つめも炭酸ガスがもたらすメリットになりますが、
炭酸を摂取することで胃の粘膜や腸を活発にする作用があります。
消化活動が促進され便秘改善にも繋がる効果が期待できます。
そして3つめが炭酸により血流が良くなり疲労回復効果が期待できます。
さらに体内に貯蓄されていく疲労物質「水素イオン」を軽減させる作用もあると言われています。
4つめは、体内に炭酸の二酸化酸素を取り込むことで酸素供給が活発になり、
肩こりの解消に繋がる血流促進効果があります。
5つめは炭酸で胃が膨らみ空腹を感じづらくなることから、
ダイエットの味方になるということが挙げられます。
一方のデメリットとしては、炭酸を飲む量が少ないと胃が適度に刺激され
消化が進み、空腹感や食欲の増進に繋がってしまうことです。
かと言って飲み過ぎると体が酸性に傾くため代謝が悪くなり
疲れやすくなるということがあります。
最後に挙げるデメリットは、
主に加糖タイプの炭酸を愛飲することで起こりやすい事例ですが、
糖やリン酸が体内のミネラルバランスを崩しやすい傾向があり、
血行が悪くなりむくみやすさに繋がります。
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炭酸を飲む時に胃の負担をかけないためのポイント
炭酸のメリットを効果的に摂取するためには、
どのようなポイントを抑えておくと良いのでしょうか?
まず炭酸水を飲む時は、体を冷やすことで代謝が落ちるなど
健康面でマイナスな影響が出る可能性があります。
そのため常温で飲むのが良いとされています。
ただし便秘で悩んでいる場合は朝一番に冷えた炭酸を飲むことで
適度に胃腸に刺激を与えられ、便秘の改善効果が期待できます。
常温か冷やすかは自分の体調に合わせて決めると良いでしょう。
また、胃への負担は少ないと言われる炭酸ですが、
やはり1回でたくさんの量を飲むと胃へ負担をかけてしまいます。
消化液への影響や疲労に繋がる要因となるため、
炭酸を飲む時はコップ1杯(約200ml)を1回の量の目安とすると良いでしょう。
炭酸を飲む時はポイントを抑え、胃腸に負担をかけることなく
炭酸で期待できるメリットを摂取していきましょう。