手や足にできることがある”いぼ”や”たこ”
違いや原因はご存知ですか?
そのままにしていると
後々治りが遅くなることもありますので、
対策や治療が必要です。
きちんと原因を知る事で正しい治し方が解ります。
今回はいぼとたこの違いについて
ご紹介していきます。
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いぼやたこ・魚の目ができる原因の違いは?
いぼ・たこ・魚の目
この3つはセットで専用治療薬などで
見かける事が多いと思います。
3つとも同じ原因でできるのか?
といえばそうではなく
大きく2つに分けて原因が異なります。
”いぼ”は「伝染性軟属腫」
通称”水いぼ”とも呼ばれていて、
ウィルスによる感染で起こり、
皮膚にある小さな傷から感染します。
皮膚が荒れていたりすることも傷と同様なので、
そうした場合にプールに入ったり、
銭湯などに入って感染するとされています。
ウィルスにも様々型があり、中でもHPV16型感染は
子宮頸癌の原因ウィルスとされ
他にも皮膚がんの原因などと
されているので自分での判断が難しいです。
”たこ”と”魚の目”は主な原因として
集中して同じ場所に力が加わり
皮膚が硬くなったのが”たこ”
さらに一部に力が加わり続けて
出来るのが“魚の目”です。
他にもトゲが刺さり痛みが無いからと
放置をし続けても出来ると言われています。
また、いぼはウィルス性以外に老人性のものも
あるので治療方法はまた異なります。
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いぼやたこの症状にも違いはあるの?
どちらも肌からボコッっと出ているものですが、
症状は明らかに違いがあります。
いぼ
皮膚の表面から盛り上がり触れると
硬くて表面がザラついています。
皮膚であるため切り取ると出血し、
上から力を加えても痛みがありません。
たこ
芯などがなく皮膚が厚く痛みはありません。
削り落とすと角質が厚く重なっただけなので
深く削らないかぎりは出血を伴いません。
いぼやたこの対策や治療法の違いは?薬は?
かからない様にする対策としては、
いぼは中の分泌液に触れた手で
あちこちと触れれば広がり、
人にうつす可能性もあるので無理につぶさないこと。
いぼの治療は「ヨクイニン」という
ハトムギのエキスの服用が勧められています。
病院などでは液体窒素での凍結や、
電気焼灼療法や湿布などを使った治療方法があり、
症状によって違いがあります。
たこの治療は
厚くなった角質を除去する方法がよいですが、
無理に削ろうとすれば傷を付け、そこから菌や
ウィルスの感染を起こす事もあります。
硬くなった角質を柔らかくするサリチル酸が
配合された軟膏や絆創膏(スピール膏など)で
取り除く方法などが勧められています。
しかし、状況によって治療法も変わったり
単純なことではなく皮下に腫瘍ができていることもあります。
たかがイボ・たこと思っていると
案外と怖い病気に繋がる事もありますので
専門医に相談したほうがよいでしょう。