春は何かと異動や転勤、
引越しなどで餞別を渡す事もしばしば。

餞別の金額はお祝いではなく

今までお世話になったお礼や、
新生活のはなむけに渡すもの。

その金額相場とは、一体どれくらいなのでしょうか？

餞別の金額について調査してみました。
参考にしてみてください。

退職・転勤や異動、取引先などの餞別の金額相場は？お返しは必要？

ビジネスにおいては、

退職・転勤・異動という場面で
餞別を渡す事があります。

ただ、一身上の都合により中途退職される
場合には餞別を渡す事は少なく、

大規模な職場で人数も多く
退職される人数が複数人である場合には、

送別会などを行い、ささやかな贈り物をして
済ますことがあったり、

かえって行わないところもあります。

役職などについていない一般社員や従業員などで

大規模・複数人退職・中途退職などは、
なかなかシビアになるところです。

部署内やグループ内といった
小規模の中で行う場合に関しては、

転勤や異動といった事柄で相手様の
趣味嗜好がよくわからない場合に
現金で餞別とする事があります。

金額の相場は”10000円”が圧倒的です。

しかし、本来は行わなくてもよいもの！
・・・とされています。

つまりは退職者と職場側、同僚等との
度合いによるものかとも思います。

渡す場合には餞別と共に
花束やハンカチなどを添えるとよいと思います。

また、餞別を頂いた側は基本お返しは不要です。

しかし、なんらかでお礼状やお礼の電話などは
行っておいた方がよいでしょう。

他に取引先の取締役が退任するという場面も
お仕事の内容ではありがちです。

しかし社内コンプライアンス規定などがあり、

金銭（商品券など金権類含む）のやりとりを
禁じているところも多く

上場企業などであれば尚の事です。

問題がないのであれば個人的に渡すとなれば、
相場は20000円程度が妥当とされています。

海外留学や旅行に行く方への餞別の金額相場は？

しばしの間旅行に行かれる方、

特に新婚旅行など、おめでたい事へは
餞別を渡す事はありますね。

観光の足しやお土産の足しにと渡すものですが、

旅行理由や旅行する方との関係などで
金額は変わって来ます。

海外などへ旅行する相手へは、

個人で渡す場合に多いのは
5000～30000円と言われています。

また、新婚旅行の場合には、
3000～50000円と言われていますが、

既に披露宴でご祝儀をお渡ししているのであれば、
それほど高額でなくとも気持ちでよいと思います。

職場などでまとめて募る事もありますが、

その際には強制せず無理の無い
金額設定をするのが大切です。

海外留学の場合には概ね親しい知人や、
ご両親など親戚関係などが多いと思います。

ご両親や親戚の場合には、
留学される方の年齢にもよりますが、

まだ若い学生さんの場合には当面の生活費や、
海外への移動費にあてる様にと割と高額になります。

ご友人や兄弟姉妹といった関係の場合には

贈る側の年齢や職業、仕事をまだされていない・・・
といった様々な条件もあると思います。

親しい関係である場合には3000円程度が多く、

他に思い出してもらえる様にとアルバムや
フォトフレームなどを添える程度で十分です。

そうした贈り物だけでも十分とも言えます。

また就職している兄姉の場合にも
同じ事が言えますが

金銭的余裕がある場合には10000円～

あとは気持ちです。