背中に出来る斑点には赤であったり
黒、白といった様々な色のものがあります。
それにより病気であったり
時にはカビなんて事もあります。
背中に出来る斑点について
今回は注目していきたいと思います。
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背中に赤い斑点ができるのは肝臓の病気の場合も!?
背中に赤い斑点が出来た場合ですが、
その原因によっても大きく異なります。
あまり多くできていると病気なのでは?
・・・と不安になることがあります。
数ミリの大きさで背中や腹部を中心に、
輪を描く様に出現するものは、
ジベル薔薇色粃糠疹という皮膚疾患の場合があります。
ジベル薔薇色粃糠疹のバラ疹は、
大小様々でバラの花びらの様なのが特徴です。
基本的には治療せずとも数ヶ月で自然治癒します。
心配な場合は皮膚科にて副腎皮質ホルモン外用薬や
抗ヒスタミン剤によって治療も可能です。
原因は未だ特定されていない様ですが、
ウィルス感染ではないか?と見解されてます。
同様に赤い斑点で、比較的細かく
腹部や背中に出来るものに梅毒もあります。
他にも細かな赤い斑点で、ニキビにも見えるもので
マラセチア毛包炎など菌による斑点の場合もあります。
さらに肝臓や胆道、すい臓といった病気の場合にも
背中に赤い斑点が出現することもあるので注意が必要です。
白や茶色の斑点はカビの可能性も!?
背中に丸く斑点が出来て、
カサカサと粉をふいた感じに出現するものがあります。
癜風(でんぷう)というもので、癜風菌という
カビの一種が皮膚に付着することで起こる病気の1つです。
白以外にも茶の斑点状にシミがたくさん見られ、
かゆみも痛みもないのが特徴です。
本来、癜風菌は皮膚の常在菌の1つで、
円形や楕円状に斑点ができます。
汗っかきの方や脂っぽい肌質の方に見られる事が多いです。
皮膚科での治療が必要で、
1度発生してしまうと治りにくいのも特徴。
放置しても治ることがないのできちんと治療を行いましょう。
予防としては汗をかいたらきちんと拭くこと!
乾燥に気を配り、
日々入浴を欠かさず行い清潔に保つ事です。
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黒い斑点は重い病気の可能性もあるので要注意?
黒い斑点となると
ほとんどがホクロがだと思います。
ただし、あまりに短期間に増えたり、
大きさがまばらだと注意が必要です。
ホクロは比較的小さいものですが、短い期間に
直径7ミリを超える大きさに成長した場合には
悪性黒色腫の可能性も考えられます。
他にも1個のホクロに対して、黒以外に
茶や青、赤などといった色が混ざっていたり、
形がいびつな場合にはメラノーマ(皮膚がん)といった場合も!
基本的にホクロは痛みもかゆみもありません。
もし、痛みや痒みがある場合は、
一度精密検査を行う事をおすすめします。
夏の暑い日には日焼けの乾燥で
かゆみを伴う事はありますがそれは心配いりません。