寒い季節に妊娠。

外出時や日常と体を冷やさない様にと
手軽なホッカイロを貼って
温める事があると思います。

さて、妊婦さんのホッカイロ利用は
どんな作用をするのでしょうか？

今回は妊婦さんのホッカイロの
使い方についてお話をしようと思います。

妊婦さんの腰痛や肩こりにホッカイロは効果あり？

妊娠後期に差し掛かると
起こりやすいのは腰痛。

主な原因はお腹の子による内臓圧迫です。

排出に関わる小腸や大腸・膀胱などが
圧迫されて便秘や頻尿を伴い、
腰痛という症状で現れます。

他には下半身の冷えによるものなど。

そうした場合には腰だけではなく、
膀胱や肝臓、くるぶしとふくらはぎの間に
ホッカイロを貼ると腰痛の改善が出来ます。

くるぶしとふくらはぎを温める意味は、
下半身へと流れた血液を温める効果があり、

温められた血液を心臓へと送る事が出来て、
通過点である腰も温まるということです。

肝臓を温める理由は、
肝臓の働きにあり温める事で代謝がよくなり、
血行の改善につなげるためです。

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肩こりもホッカイロを使って
温めることで改善を図る事ができます。

お腹の重さから猫背に成り易く、
肩甲骨部分の筋肉の血流の滞りや緊張で起こるので、

ストレッチを入れながら肩甲骨部分周辺に
ホッカイロで温めると血流がよくなり軽くさせます。

妊娠初期はホッカイロをお腹に貼ってはダメ？

妊娠初期にお腹にホッカイロを貼ることは
よくないという話を耳にします。

この件はあらゆる見解により左右されていて、

医師によっても問題ないという方もいれば、
駄目であるとどちらにも取れます。

「お腹の赤ちゃんのために」

という意味でホッカイロを使う必要がないのに
温めるということは良くない様です。

それというのも人間には体温を調節する機能があり、
体温を一定に保つものですが、

外的に温める事はこの維持機能の働きを
鈍くさせるという意味合いで長時間使用などは
避ける様に指示がされるものといえます。

他にも、お腹の子が将来的に自律神経を
鈍らせてしまうという可能性からです。

ただ、「冷え」で出る体の不調を考えたら
使わざるを得ないといえます。

使用してもよいという場合は、複数枚の
下着類などの上から間接的に使う事がポイントです。

妊婦のホッカイロ使用は逆子に影響ある？？

実は、マイナスイメージではなくプラスです！

逆子は下半身の冷えが原因とされていて、
逆子を治すのにホッカイロを使う事は
許可が降りる傾向です。

子宮辺りにホッカイロを貼り、冷えを解消。

他にも逆子運動を取り入れましょう。

ただ、直接肌に貼る事は、
低温やけどや先ほどお話した事もあるので、
あくまでも下着の上から・・・。

妊娠中はなにかと心配ごとが尽きないものです。

ホッカイロ1つでも心配になるのもわかります。

妊婦さんとお腹の子の状態による事もありますから、
医師への相談をしてみてもよいと思いますよ。