みょうがといえば天ぷらや酢の物など
料理のバリエーションは豊富です。
日本人には馴染みのある食べ物ですが
それもそのはず!
みょうがが食用として栽培されているのは
日本だけですので日本でしか
食べることができません。
今回はみょうがの栄養や
効能などをみていきましょう。
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みょうがの栄養や効能に含まれている効果は?
ビタミンやミネラルなど栄養的には
あまり価値がないものです。
薬味としての利用価値がすべてであり、
消化促進や食欲増進といった効能があります。
その他に解熱作用や夏風邪の喉の痛み、
口内炎、結膜炎、腫れものに効果があります。
みょうがにある辛味のなかに
強い抗菌作用があることから、
上記に挙げた症状に効果を発揮するようです。
また、みょうが独特の香りには
アルファピーネンという、集中力を
上げる効果をもつ成分が含まれています。
ちなみにみょうがは英語で
「JAPANESE GINGER」と書きますが、
「GINGER」といえばしょうがですね。
みょうがは同じしょうがの仲間であることから
「JAPANESE GINGER」と書きます。
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みょうがの食べ過ぎはバカになる栄養が!?
結構インパクトのある見出しですが
本当に食べ過ぎるとバカになるのでしょうか?
これは昔から言い伝えられているものであり、
「食べ過ぎはバカになる」
「物忘れがひどくなる」
と言われていました。
昔々、インドにお釈迦様の弟子である
周利槃特(しゅりはんどく)という
物忘れの名人がおり、とても優秀で
悟りまで開いた人物ですが
何故か自分の名前を忘れてしまうのです。
お釈迦様が名札を首にかけるよう言い
そうしていたのですが、名札を
かけていることさえも忘れるほどで、
結局死ぬまで自分の名前を
覚えることができませんでした。
そして周利槃特が眠っている墓から
みょうがが生えてきて、
そのことから
みょうがを食べるとバカになる!
という説が生まれました。
しかし、みょうが独特の香りにアルファピーネン
という成分があると言いましたが、
この成分は集中力を高める
効能があり頭がシャキッとします。
脳にみょうがの辛味成分が
良い刺激を与えてくれ、
記憶や集中力をつかさどる
前頭前野が活発になるので
「みょうがを食べ過ぎるとバカになる」という
言い伝えは迷信で何ら関係はありません。
みょうがの栄養は妊婦やダイエットにもおすすめ?
みょうがを妊婦が食べるにあたって
メリットとデメリットがあります。
デメリットとしては
みょうがにある苦み成分で、
胃腸の働きを弱め
栄養の吸収を妨げてしまいます。
栄養の吸収が妨げられてしまうと
体温が低下してしまい、流産や早産の
リスクを高くしてしまいます。
しか、しこの苦味成分は
アク抜きをすることでなくなります。
メリットはアルファピーネンの
集中力を高める効果と
ミョウガジアールの血液を
サラサラにする作用です。
みょうがは血行をよくし、
新陳代謝も高めてくれるなど
ダイエットに向いている食材の一つです。
生理不順の改善など女性ホルモンの
バランスを整えてくれたりと、
女性にとって嬉しい働きをもっているみょうがを
ぜひ積極的に摂取してみてくださいね。