食感が良くクセもなくて食べやすいエリンギ。

エリンギにはどのような栄養があり、
どのような効果・効能が期待できるのでしょうか？

良く使う食材だからこそ、
栄養効果を知っておきたいですよね。

そこで今回はエリンギの栄養などをご紹介します。

エリンギに含まれる栄養素やカロリーは？

エリンギは実はぶなしめじやまいたけなど
他のきのこ類と比べて各栄養素の含有量が
トップクラスという嬉しい食材です。

しかもカロリーは100g中19kcal、糖質は2.6gという
低カロリー・低糖質の食材でもあります。

生エリンギの栄養素（100gあたり）は、
・アスパラギン酸（180mg）
・ビタミンD（1.2μg）
・ビタミンB6（0.14mg）
・ビタミンB2（0.22mg）
・ビタミンB5（1.16mg）
・ビタミンB3（6.10mg）
・カリウム（340mg）
・B1（0.11mg）
・食物繊維（3.4g）

この様に色々な種類の
ビタミンやアミノ酸などが含まれています。

エリンギ摂取で期待できるの5つの効果・効能

ではエリンギを食べると
どのような効果・効能をできるのでしょうか？

1つめにエリンギに含まれる
食物繊維による便秘改善です。

エリンギの食物繊維は不溶性が多いため、
便秘の改善とともに腸のデトックス効果も期待できます。

2つめに肌荒れ予防や改善の効果が期待できます。

エリンギに踏まれるナイアシンにより
血行促進効果も期待でき、くすみ改善も期待できます。

3つめに肥満予防を期待できます。

エリンギに豊富に含まれているビタミンやパンテトン酸、
ビオチン、ナイアシンにはエネルギー代謝を助ける効能があります。

低カロリー・低糖質である上に、代謝が悪いことで
栄養が脂肪となってしまうことを防いでくれるので、
ダイエット中も心強い食材です。

4つめに高血圧の予防などにも良い食材です。

きのこ類特有の成分、βグルカンにより
免疫力アップの効果が期待できます。

最後の5つめは抗ストレス効果です。

これはエリンギに含まれるビタミンDや
ビタミンDに変化するエリゴステロール、
抗ストレスホルモンを生成するパテントン酸によるものです。

精神安定効果もありストレスからくる
倦怠感、イライラ、不眠などの症状を抑制してくれます。

エリンギの効果的な食べ方

切り方によって風味や食感が変わるエリンギ。

効果的に栄養素を摂取するのに
おすすめのレシピをご紹介します。

エリンギのメタボ対策スープ

１．鍋に水（800ml）とコンソメキューブ（3個）
　　または顆粒コンソメ（大2）を入れます。

２．エリンギ、もやし、玉ねぎ、にんじん、キャベツなど、
　　適当な大きさに切り鍋に入れ火にかけます。

３．沸騰後、中火で10～15分程煮込み野菜に火を通します。

４．塩コショウで味を調えたら完成です。

ポイントは食感のあるエリンギと
もやしをよく噛むことで満腹中枢が刺激されることです。

腹持ちも良いのでメタボ対策だけでなく、
ダイエット中にも嬉しい一品です。

加える野菜はお好みでオッケーですが、
イモ類やハム・ウィンナーを加えてしまうと、
カロリーや糖質がアップしてしまうので気を付けましょう。

メタボやダイエット向きにおすすめは、
水煮大豆、トマト、ブロッコリーなどになります。

味付けもしやすい食材ですので、
様々な献立に取り入れて上手にエリンギの
効果・効能を摂取していきましょう。