熱や頭痛の時に使う「冷えピタ」
その効果ってご存知ですか?
コンビニ等でも買える事もあり、
夜中に熱を出した時にも手軽に買えると便利です。
今回は冷えピタの効果や
仕組みについて説明します。
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冷えピタはどんな仕組みで効果が出るの?
冷えピタの効果、
その仕組みは内側のプルプルの部分。
冷却ジェルの部分を言いますが、
水分が蒸発する時に周囲の熱を吸収する「気化熱」を応用し、
冷却ジェルに含まれている水分が蒸発する際に、
皮膚から熱を奪って行くという仕組みです。
主におでこに貼ってその熱を奪う形で
使用することがほとんどですが、
貼った場所の表面温度しか下げることが出来ず、
氷枕や氷嚢などの様に内部まで冷やす!
ということは出来ないので解熱の意味では
あまり効果という意味は成さないと言えます。
ただ、簡易的にその部分をヒンヤリとさせる為に
一時利用をするのであれば
リラックス効果もあるので意味はあると言えます。
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風邪や頭痛、熱中症対策に冷えピタを使うときの効果的な貼る場所は?
風邪や頭痛などで一時的に冷やす!
という事で冷えピタを使う方も多いですね。
熱中症の応急処置としても使われますが、
風邪の熱・熱中症などでは、
「首・ワキの下・脚の付け根」
こうした大きな血管の通る場所に貼ることで
一時的にひんやりとした感覚を
与える事はできますが、根本的な解決には繋がりません。
また、頭痛の時にはこめかみあたりに貼ると
神経や血管の緊張をこのヒンヤリとした感覚により
緩和することがあるので仕事中に起きた
頭痛などには効果がみられることがあります。
実際、私の働いてる職場でも、
ここぞという時や職場内が熱いときなどに
冷えピタをおでこに貼ったりする方が居ます。
気持ちをスッキリさせたいときなどには
とてもおすすめって感じですね。
冷えピタの効果時間はどれくらい?期限はいつまで?
冷えピタの効果の時間は表記されている時間が目安。
8時間タイプなどがありますよね。
ただ、周囲の気温や体温差などでこの時間よりも
とても短い時間で冷却ジェルが乾燥することがあります。
ジェルは水分が蒸発しても一旦皮膚にくっつくと
なかなか剥がれる事がありませんが、
時間が経過し剥がしてみるとカサっとした感じがします。
プルンとした感じがなくなれば
その役目は果たしたこととなります。
使用期限ですが、冷えピタは
冷蔵庫に保管することが割と多くあると思います。
1度使わなくなるとそのままにしてしまい、
気がつけば使用期限が過ぎていた事もあります。
中を空けてみるとまだ水分が抜けておらず、
なんとなく使えそうな感じも見受けられます。
実際には乾燥していなければ
「冷やすだけ」の役割なので問題ないとはいえますが、
期限を過ぎて貼った事で
例えば肌のかぶれが起きたりなんらか支障が起きた際には
多くは自己責任になり、メーカーの責任にはなりません。