日本一の大綱を使う事で
有名な川内大綱引き
普通の綱引きとはルールも違い、
見る人を圧倒させるお祭りです。
今年はこの大迫力の川内大綱引きを
堪能してみませんか?
今回は川内大綱引きのルールや
2014年の日程などお伝えしていきます。
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川内大綱引きとは?
川内大綱引きとは、400年という
長い間続いてきた伝統と歴史あるお祭りです。
古くは1600年頃に始まったといわれており、
薩摩の伝統行事として川内大綱引きが紹介されていました。
現在ではその伝統や歴史から
鹿児島県民俗文化財に指定されています。
普通の綱引きとは違い、体と体が激しく
ぶつかり合うことから“喧嘩綱”とも呼ばれてます。
運動会などで行われる綱引きとは
ルールが異なり、4つの部隊が
赤と白の2つにわかれて争います。
毎年非常に白熱し、見ているだけでも血が騒ぐ、
老若男女が楽しめるお祭りです。
2014年の川内大綱引きの日程や詳細について
2014年の川内大綱引きの日程についてです。
日付:2014年9月22日 月曜日
※雨天決行
時間:19:00開始
場所:鹿児島県薩摩川内市 国道3号 向田町
アクセス:JR肥薩おれんじ鉄道川内駅より徒歩15分
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川内大綱引きのルールや普通の綱引きとの違い
川内大綱引きは普段綱引きなど、
実は従来のルールとは違います。
特徴的なのはまず、4つの部隊に分かれること。
上方(赤)、下方(白)という2つのチームに分かれ、
それぞれに4つの部隊がいるのです。
・太鼓隊
それぞれ1番~10番太鼓まであり、太鼓を叩き
自分たちの側の士気を高揚させるという役割です。
また、太鼓の合図で綱を引かせる
軍師のような参謀的立ち位置がこの太鼓隊です。
・引き隊
太鼓隊の音を頼りに大綱に繋がってる
引き綱を引く役目があります。
・押し隊
川内大綱引きの見どころともなるポイントです。
押し隊の役割は相手の陣地に突撃し、
敵の体制を崩させるというもの。
・ワサ係
ワサとは、綱の最後尾にある輪っか状のものです。
ワサ係は相手側が優勢となり綱が引かれそうに
なってしまった時に、
ワサを中央のダン木と呼ばれる場所に掛け、
それ以上持って行かれないようにする役割です。
勝敗は一定時間たった段階で綱をきり、
中央部分がどこにあるかで決まります。
会場は毎年熱気に包まれ、見ているだけでも
気分が高揚し楽しめるお祭りです。
400年以上も続くといわれる伝統あるお祭りを、
直接体感してみてはいかがでしょうか?