イイダコという小さなタコがいます。
そのまま煮付けたりして食べますが、
下処理方法に困った事はありませんか?
困ったときは、ここを見て!
イイダコの下処理の方法をご紹介します。
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イイダコの旬な時期はいつからいつまで?
イイダコの旬は12月~3月の寒い時期!
体長20センチ程度の小さなタコで、
冬~初春に胴体にたまごを
ギッチギチに詰めて持っており、
この時期にたまごを持ったイイダコを
煮つけなどでいただくと最高に美味です。
たまごがお米の粒のような形状を
していることから「飯蛸(いいだこ)」
・・・と呼ばれています。
子持ちの魚などは「子持ち○○」と呼ばれますが、
イイダコの場合には「飯持ち(いいもち)」と呼ばれています。
脂が乗るといったこともないので、イイダコを
よりおいしく食べるにはこの時期といえます。
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イイダコの下処理や下ごしらえ方法は?
イイダコの下ごしらえは
頭(胴体)の中にある「墨袋」を
取り除く事から始まります。
イイダコの目がついていない
胴体部分に指を入れて、
胴と繋がっている部分にある膜を指で切り、
墨袋が見えるところまでめくりあげます。
銀色っぽく(黒っぽく)見える部分を
指先でつまみ取ってしまいます。
この時に墨袋を破裂させないように
気を付けて取り除きます。
墨袋が破けてしまっても水洗いすればOKです。
卵(飯)が入っている場合は、
卵を崩さない様に注意し、
めくった胴体を元に戻します。
目と目の間に包丁で切れ目を入れ、目の両ワキを
指先で強く挟んで目を押し出し取り除きます。
足の付け根部分には「くちばし(口)」があります。
いわゆるタコの「歯」なのですが、
そこにある固いくちばしを引っ張り出し、
骨抜きなどで取り除きます。
そして足先を1~2センチ切り落とし、
最後に多めの塩をかけてよく揉み込み、
ぬめりを流水で洗い流します。
これで下ごしらえの完了です。
イイダコの煮付けやご飯など食べ方は?
イイダコは、煮付けやご飯にするとおいしいですよね。
煮付けは大根などと一緒に煮るのもおすすめです。
大根は食べやすい大きさに切りえぐみを抜くため
生米を大さじ1程度入れて沸騰させた湯で
一旦下茹でしておきます。
イイダコも熱湯にサッとくぐらせて
直ぐに冷水で冷まします。
この時にもヌメリを最終的に取る感じです。
醤油、出汁、砂糖、みりんなどを入れた
煮汁を沸騰させ、イイダコと大根を入れて
落とし蓋をして15~20分ほど煮ればOKです。
イイダコご飯は、生のまま
お米と一緒に炊き、醤油や出汁など
調味料と一緒に焚き上げてしまいます。
ほかにも軽くボイルして酢みそを付けて食べたり、
パスタや唐揚げなどもおいしいですよ!