夏の終わりから
冬あたりまで楽しめる「冬瓜」
なかなか大きい野菜なので
皮を剥くのが大変そう・・・
ということで手を出しにくい方も
いらっしゃるかもしれませんね。
特に料理を始めたばかりの方!
ローカロリーでとっても喉越しのよい冬瓜、
皮むきや下ごしらえについて
ご紹介しますのでぜひ挑戦してください!
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冬瓜の皮にも栄養がある!?漢方としての薬効に注目!
冬瓜は栄養という栄養はそれほどありませんが、
中国料理の薬膳にもスープなどで出て来る程なので、
栄養を摂るというよりも
体を整える機能野菜としての目線が正しいと思います。
栄養面では95%水分で、
可食部100gに対して
主な栄養素はビタミンCが39mgと
小松菜やミニトマトと同じ程度。
他はそれほど含んでいません。
注目する部分であるのはミネラル!
特にカリウムを200mg含み、
皮やわた部分に多く含まれているのがポイント!
カリウムは利尿作用をもたらし、
高血圧予防や浮腫みの解消、
体内の老廃物を排出させる働きを促し、
とくに皮は「冬瓜皮(とうがひ)」という名で
高い利尿作用をもつ漢方薬として利用されています。
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冬瓜の皮のむき方や下ごしらえ方法は?
大きな冬瓜の皮を一度にむこうとすれば
かなりの力が必要になります。
1度包丁を入れるのであれば、
切り口から鮮度が落ちるので
必要なサイズにカットしてから
冷凍保存しておけば便利です。
スーパーなどでは1/2サイズで売られているので
ここでは、このサイズでの
下ごしらえについてお話ししましょう。
2.縦に半分に切る
3.さらに半分に切る
4.種(わた)部分を切り落とす
5.大きめにカット(半分程度)
6.皮を5~6mm厚めにむく
その後は料理に合わせてカットしましょう。
皮がむきにくい場合は大胆に皮と実部分を
カットしてしまってもかまいません。
皮を厚く剥く理由は
青臭さを残さないためなので、
気にならない様であれば薄めでもかまいません。
皮は干して煎じて飲んだり、
きんぴらにして食べる事も出来ますよ!
冬瓜のわたや種の部分は食べられるの?
下ごしらえで大胆にカットした”わた”の部分。
実はここも捨てずに
食べられるのはご存知ですか?
種は外しますが、
味噌汁の具材や実と一緒にスープにしたり、
サラダや酢の物といったものに使えます。
わたなので、食感はフカッとしてますが、
味が無いのでそのメインの味に
馴染みやすく使いやすく
捨てるところがない野菜なのです!
我が家では夏場に幾つか買って、
涼しい廊下に転がしておいて
長い事楽しんでいる馴染み深い野菜です。
丸まる1個買って置くとしばらく食べられますよ!
腎臓の病を抱えている方は要注意!
高カリウム血症になる事もありますので、
主治医に確認してくださいね。