夏が旬のとうもろこし。
甘みも強く小腹が空いた時やおやつ代わりになり、
よく食べられる夏の人気食材の1つです。
実を食べて残った芯、
皆様はどうしているでしょうか?
実はとうもろこしの芯をそのまま捨ててしまうのは
とてももったいないことなのです。
今回はとうもろこしの芯に関する
お得な情報と活用方法についてご紹介します。
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とうもろこしの芯には栄養がいっぱい!?
とうもろこしの実を取り外し固い芯だけになると、
栄養も何もなくなってしまった状態のように見えますよね?
しかし実はとうもろこしの芯には、
栄養が豊富に含まれており芯を捨ててしまうと
9割の栄養を捨ててしまうとも言われています。
というのも、とうもろこしの芯には実の付け根が残っている事が多く、
そこにビタミンB群、旨み成分のグルタミン酸、甘味成分のアラニンなど、
様々な栄養があるのです。
とうもろこしの実と同じ栄養を持ちながら、
芯自体もガムなどの甘味料となるキシリトールの原料になるなど、
甘味がたっぷり含まれています。
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とうもろこしの芯を食べる!?使ったレシピ
とうもろこしの芯にはたくさんの栄養が残っています。
そのまま捨ててしまうのはもったいないので、
料理に使って芯に残った栄養も摂取したいですよね?
そこでおすすめのレシピをご紹介します。
・とうもろこしの芯の炊き込みごはん
1.とうもろこし(1本)を実と芯に分け、
研いだお米(2合)と目盛りの少し下まで水を入れます。
2.塩麹・酒(各大1)を加え、全体を混ぜたら
とうもろこしの実と適当な大きさに切った芯を乗せます。
3.いつものように炊飯スタートし
炊き上がったら芯を取り出し完成です。
お好みで白ごまやバターをのせてお召し上がりください。
・とうもろこしの芯のスープ
1.柔らかくなるまで茹でた芯を細かく切ります。
2.ゆで汁と芯をミキサーにかけ液体にします。
3.芯の出汁をとるため、布でこします。
4.塩コショウで味を決めたら完成です。
※ゆでる水の量はとうもろこしの芯1本あたり、
500mlくらいが目安です。
とうもろこしの出汁が出たあっさりとしたスープは
暑い夏にもおすすめです。
芯と合わせるものを牛乳やコンソメに変えたり、
鶏ガラスープの中に芯を入れ沸騰させて1日寝かせたスープを
卵で閉じたりなどアレンジもききます。
お好きな味付けでぜひお試しください。
他にもある!とうもろこしの芯の活用方法
とうもろこしの芯は出汁になるので、
スープや炊き込みご飯などに使うのが簡単でとてもおすすめです。
とうもろこしの芯にはまだ活用法があります。
それがお茶です。
とうもろこしのひげ茶は有名なので、
耳にしたことがある方も多いとかもしれませんが、
芯にも利尿作用や胃痛を治す効果があります。
他にもとうもろこしの油分が含まれている芯は、
薪の代わりとしても活用することが可能です。
よく燃えますのでBBQなどの屋外で、
火が足りない時に使ってみてはいかがでしょうか?