夏場など暑い日に重宝する氷。
その氷が臭くてなんだかおいしくない！
・・・という経験をしたことはないでしょうか？
せっかくの乾いたのどを潤す楽しみが、
臭い氷のせいで台無しになってはとても残念ですよね。
そこで今回はなぜ臭い氷ができるのか？
原因を知り、おいしい氷を作るための掃除の仕方をご紹介します。
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氷が臭い原因は？
臭いと感じる氷ができる原因は、
製氷機に設置されている貯水タンクに
発生したぬめりやカビにあります。
そのため、実は氷を作るために
浄水や一度沸騰させた水、ミネラルウォーターなどを使うことは
適切ではなく、水道水が推奨されています。
その理由として水道水に含まれる塩素によって
製氷機の水が長持ちし雑菌などを防いでくれるからです。
つまり塩素が含まれていないミネラルウオーターや
水道水の塩素を取り除い浄水器を使った水、一度沸騰させた水は、
雑菌が発生し臭い氷が出来上がってしまうということになります。
そして塩素が含まれていない水で氷を作り続けた場合、
製氷機に発生したぬめりやカビが貯水タンクだけでなく
水の通る所、全てにカビが増殖し全体的に掃除をしなければ
氷の臭いをとることはできなくなってしまいます。
また、ミネラルウオーターでの製氷がむかないもう1つの理由として、
ミネラルウオーターに含まれているミネラルが
パイプを詰まらせてしまうことがあります。
こまめに掃除することも1つの手段ではありますが、
その頻度を考えると水道水を使っての製氷がおすすめです。
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氷の臭いを取るための冷蔵庫の掃除の仕方
臭い氷の原因となるぬめりやカビを
掃除して取りたいと考えている方もいるでしょう。
製氷機の掃除には市販されている洗浄剤を使う方法がありますが、
自宅にクエン酸がある方はそれを使って掃除することができます。
そこで今回は、
クエン酸を使う掃除の方法をご紹介していきます。
洗浄水
・水：300ml
・クエン酸：大1
※掃除用・食用どちらでも構いませんが、
口に入るし心配という場合は食用クエン酸がおすすめです。
・食紅：少々
※掃除した氷が分かるように使用します。なくても構いません。
以上をよく混ぜておきましょう。
手順
①製氷機に氷が残っている場合は、
他の容器に移すなどして移動しておきます。
②貯水タンクに浄水フィルターが付いている場合はそれを外し、
よく混ぜた洗浄水を入れ冷蔵庫にセットします。
③貯水タンクに入った洗浄剤入りの水がなくなったら、
すすぎのため水道水をタンクの半分くらいまで入れてセットします。
④氷に色がなくなり透明になったら、掃除完了です。
美味しい氷の作り方
製氷機の掃除も終わったところで、
改めて美味しい氷を作りましょう。
スーパーなどで売っている透明でツルツルとした氷と比べると、
自宅で作る氷は不透明でザラザラしていることが多いですよね？
そのような氷ができる主な理由に
１．急速冷凍
２．不純物の混入
などが挙げられます。
透明のキレイな氷を作るためには、
できれば冷凍庫内を－5～－10度ほどにし、
ゆっくりと凍らせることがポイントとなります。
ゆっくり凍らせることで不純物が放出されていき、
純度の高い透明な氷が完成します。
