つくしは春の訪れを知らせる植物。
そして食卓を楽しませてくれる
春の食べ物の1つであったのはご存知でしょうか?
下ごしらえをきちんとすれば
食卓の1品になるつくしの食べ方について
今回はご紹介したいと思います。
Sponsored Links
つくしの食べ方!頭は食べる?下ごしらえ方法は?
つくしの旬はおよそ3~5月。
比較的丈夫で生命力の強い植物なので、
道端や土手などに生えている事が多いです。
基本的に頭まで食べる事が出来ますが、
硬く締まっているものだけにしましょう。
頭部分が開いているものは胞子を散らしている状態で、
枯れる寸前なので食用にしても美味しくありません。
そして、つくしを食べる前は下ごしらえが必要!
下ごしらえはつくしに節の様についている
袴をまず丁寧に取り除きます。
さらにつくしは灰汁の強い植物なので、
沸騰した湯の中に酢や重曹を入れて5分ほど茹でます。
あく抜きを行った後に調理を行いましょう。
つくしの灰汁はアルカロイドという自然毒ですが、
あく抜きを行えば問題ありません。
Sponsored Links
つくしのおすすめの食べ方は天ぷら!
つくしは味自体は、ほのかにほろ苦く
特に合わないものもないので炒め物や卵とじにする方も多いです。
山菜と似ており、つくしのほろ苦さを楽しむ場合は
天ぷらにしてもおいしい頂き方です。
その場合は下ごしらえのみ行い、
あく抜きは必要ありません。
そのまま衣を纏わせて揚げても大丈夫です。
そのまま揚げるだけではなく、
他の具材と一緒にかき揚げにして
味のアクセントにするのもおすすめです!
つくしの佃煮の料理方法とは?
つくしをたくさん摘んだら、
簡単に1品加えられる佃煮はいかがでしょうか?
佃煮にしておけば冷凍して保存ができ
いつでも楽しむ事ができます。
佃煮にする場合は頭の部分が開いてても大丈夫!
できるだけ太いつくしを使うのがポイントです。
袴を取ってから一晩水に浸して、
15~20秒程、さっと湯がきましょう。
ザルにあけて水気をしぼり改めて鍋につくしを戻します。
醤油とみりん、酒、砂糖を加えて中火で加熱。
沸き始めたら弱火にし
落とし蓋でクツクツとじっくりと煮込みましょう。
味見をして足りないと感じる場合は、
ここで味を足しつつ汁気がなくなるまで煮詰め、
一旦火を止めて馴染ませましょう。
冷めたらフリーザーバッグに入れて
保存する分はそのまま冷凍庫へ!
食べる時は自然解凍すればいつでも楽しめます。
ご飯のお供にぴったりなつくしの佃煮、
一度作ると病み付きになる春の美味しい一品です。
つくしを見つけたらぜひ作ってみてください!