春のおとずれを感じるつくし
土手や野原ににょきにょきと顔を出し、
食べる事が出来ます。
つくしを食べられる事をご存知ではない方に!
ただ食べるだけではなく身体に役立つ
つくしの栄養や作用についてをご紹介したいと思います。
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漢方にも使われるつくしに含まれる栄養素とは??
つくしはとっても愛らしい姿と春らしさを感じる植物、
つくしが生える土地は作物が育ちやすいとされてます。
これにはつくしに含まれる有機カルシウムによるもので、
痩せた土地を栄養豊かな土壌にする作用があるといいます。
さらに生命力が非常に強く、砂利敷きされたところから
ひょっこり顔を出すことだってあるのです。
そんなつくしの栄養素は、
・ビタミンC
・βカロテン
・マグネシウム
・カルシウム
・カリウム
・葉酸
身体によいビタミンやミネラルを含みます。
古くより漢方薬として用いられ、
主に茎部分を乾燥させた物を煎じて飲まれていました。
漢方の作用としては利尿作用によりむくみの改善であったり、
心臓や血管の健康、糖尿病予防や血圧を下げたり
咳止めや健胃など数多くあげられます。
近年では抗アレルギー作用を持つ
コハク酸を含くむ植物として、
日本大学での研究では結果が出ています。
アレルギーにて起きる
炎症やかゆみの軽減にも注目されています。
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つくしに含まれる栄養価はどのくらい?
つくしの栄養価とはどれほど?
ここでは五訂日本食品標準成分表に基づいて
茹でたつくし100gに対しての主な成分をご紹介します。
驚くべき栄養価はβカロテンの量!
1200μgを含んでおり
ブロッコリーやピーマン以上の量を含みます。
続いてビタミンEですが4.9mgを含み、
これはかぼちゃと同等の量です。
抗酸化作用を持ち健康美容いずれにも大切!
ビタミンCにおいては33mg
ミニトマトやグレープフルーツと同じくらい含みます。
妊婦さんに大切な葉酸は生の状態では100μgと
1日必要量の1/4は補える量です。
しかし、茹でると74μgまで減りますが
約1/6程度量は補えるの量を蓄えています。
ただし、つくしにはアルカロイド(灰汁)を含んでます。
灰汁取りして一般的な惣菜として食べる分には問題ないですが、
あまり食べ過ぎる事がない様に注意しましょう!
花粉症などで注目されてるつくし飴の栄養成分は?
抗アレルギー作用を利用したもので花粉症によいと言われる
つくしのエキスを飴にしたつくし飴があります。
含まれている成分はつくし軟エキスといい
つくしの成分を凝縮したものです。
合わせて飴にメントールやニッキなどで
爽快感を加えたりしてあるものなどがある様です。
個人差もあるかもしれませんが、
手軽に花粉症を緩和出来るのであれば
試してみるのも1つかもしれませんね。