山菜は元は山林中などに自然に育った野生植物。
最近では季節になると
消費者からの需要が多くなってきてます。
店頭で購買するものは
ほとんどが栽培ものですが、
季節限定の食品ですから、取扱い方を
しっかり身につけて美味しくいただきましょう。
山菜の種類を確認して
適当な下処理・あく抜きで対応しましょう。
今回は山菜のあく抜きなどについてお伝えします。
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山菜の種類別、あく抜きや下処理方法は?時間はどれくらい?
山菜には茄子やホウレンソウのように、
あく(苦味、渋み、エグ味)があります。
茄子やホウレンソウであれば水浸しをする、
調理することで簡単にあくが取れますが、
山菜はあくが強く、種類によっては
毒気の強いものもあります。
個人で山菜搾取をする際は、
山菜の知識を持っていること!
採取の際に山菜に付いてきた汚れを洗い落とし、
ものによっては棘や毛、皮など
不要な部分を取り、上手く下処理をして
無駄なくいただけるようにしたいものです。
コゴミ、ハマボウフウ、セリ、ギボウシ、タラの芽
などは塩茹でをしてあく抜きをします。
鍋にたっぷりの水を沸かして、
一掴みの塩を加えて山菜を手早く茹でます。
時間としては1~2分
山菜の色どりが鮮やかになったところで良いです。
冷水で直ちにさっと洗って
水気を切ってあく抜き終了です。
ウド、フキ、ヨモギ、つくし、タンポポは
塩茹でとその後水浸しをしてのあく抜きを行ないます。
鍋にたっぷりの水を沸かして、一掴みの塩を
加えて茹で、その後冷水に浸してあくをとります。
時間としては、
ウド、フキ、ヨモギは10分ほど、
つくしは1時間、タンポポは2時間ほどの
水浸しが必要です。
ワラビ、ゼンマイ、フキノトウ、アザミは
特にあくの強い山菜ですので、
重曹を使用してあく抜きをします。
鍋に沸かした熱湯2リットルに重曹小さじ1~2杯加えて、
山菜を入れすぐに火を止めて、落し蓋をして冷まします。
少なくとも半日、できれば一晩
水にさらしてあく抜き終了です。
以上が一般的にあく抜き方法です。
山菜を天ぷらなどにして高熱で
調理するのであれば、上記のあく抜きは不要です。
また、長期保存の方法、
塩漬け、醤油漬け、冷凍、乾燥などで、
すぐに食べるわけではない際も
自然にあくが抜けてしまうので、特別にあく抜きは不要です。
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小麦粉を使うと山菜のあく抜きはもっと簡単に!
もっと短時間であく抜きをしたいという方には
小麦粉と塩を使用してのあく抜きをトライしてみましょう。
鍋に1~1・5リットルの水、小麦粉大さじ5~6杯、
塩小さじ2杯を入れて、沸騰させます。
前もって水洗いした山菜を加えて
火を弱火にし、3~4分茹でます。
山菜が浮いてきてしまう場合には
落し蓋をしてしっかり浸して茹でましょう。
茹でたら、山菜を冷水に取り、
10~15分ほど水浸しであく抜きは終了です。
ちなみに茹で湯に小麦粉を加えることで、
出てきたあくが小麦粉に吸着するために
短時間でのあく抜きが可能になるようです。
あく抜きした山菜のお勧めの調理方法は?
新鮮な山菜の風味を一番に味わいたい方には、
天ぷらにしていただくことがお勧めかと思われます。
気をつけるポイントは、通常の天ぷらの衣を作る際に
卵液の分量を小麦粉の分量と比べて、少し多めにして、
加える水は必ず冷凍した水を使用します。
油の温度も多少低めで揚げると美味しくできます。
簡単に塩茹でしてあくの取れる
山菜のコシアブラ、シブキ、ウルイ、タラの芽、
またワラビなどは塩茹でした後、
お醤油と鰹節、生姜などでおひたしとして
いただくのも、時間をかけずに
山菜の風味を生かして食べれます。
コゴミ、タラの芽、コシアブラは
ゴマ和えで美味しくいただけます。
ゴマはすり鉢で粒がなくなるまですり、
砂糖を加えてさらにすっていき、
仕上げに醤油で味を調え山菜にからめて出来上がりです。
好みもありますが、甘めにすると
山菜の風味と上手くバランスがとれて美味しいですよ。
他にも煮物やみそ和え、塩漬け、醤油漬けなども
ご飯と一緒に美味を楽しめます。
以前になかなか山菜を口にすることが無かった方も
今季節はぜひこちらの方法を使って試してみましょう。
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父に貰った「わらび」重層が無くて困っていたので、小麦粉で代用出来ると解り助かりました!
結構、苦味無くなるもんですね!
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毎年やっているのに、あれこうだったか?何て思いさんこうにさせていただいています。ウドをいっぱとってきました、始めて塩漬けにしてみました、とにかく一杯塩をいれて、1週間ほどしたらつけ直そうと思っています。