香りと歯ごたえがおいしい「ふき」

スーパーなどでは
水煮になっているものもありますが、

自分で下ごしらえをしたふきは、
香りも歯ごたえも全く違います！

それほど難しくないふきの下ごしらえと
あく抜きについてご紹介します！

ふきのあく抜き方法！重曹は使わない方がいい？

ふきはそのままの状態から
皮を剥いて食べるといった食材ではなく、

実際に調理する前には
「あく抜き」を含めた下ごしらえが必要です。

ふきのあく抜き方法

１．まずは、あく抜きをするに必要である
　　　鍋にお湯をたっぷりと沸かします。

２．ふきは鍋に入る長さにカットしたら、
　　　まな板の上に並べて塩を降り、
　　　擦り込む様に「板ずり」を行います。

３．お湯が沸騰したら板ずりしたふきを
　　　塩がついたまま茹で上げます。

４．たまに摘んでみて柔らかくなったら湯を捨て
　　　水をはってしばらく漬けておいた後、
　　　皮と筋を取って下ごしらえが完了します。

それほど難しくないと思うので、

市販のふきの水煮には感じられない
春いっぱいの香りを楽しみましょう！

重曹を使ってアク抜きをする方もいる様ですが、
重曹は柔らかくなりすぎるので使用しません。

ふきの葉の栄養や効能・カロリー！

ふきの下ごしらえであく抜きしない方がいい？

ふきのあく抜きに対して、
「あく抜きをしない」傾向にあります。

ふきの下ごしらえで必ず出て来る「あく」とは
ポリフェノールの一種であり、

水溶性なので下茹でして、さらに煮付けるとなると
栄養分が溶けだしてしまうからです。

ポリフェノールといえば抗酸化作用があり、

美容や老化、ガン予防や免疫力アップと
体に良い作用をする成分です。

ふきが持つ独特の苦味の中に
ポリフェノールが含まれているといいます。

そういわれてしまうと、
ではどうしたものか？・・・と思いますが、

栄養を選ぶか？
苦味を抑えて従来の作り方をするか？

こればかりは好みによりますが、

クタクタに下茹でしたり
水に長時間浸しておくのはもったいない気がします。

下ごしらえしたふきを使った簡単レシピ

ふきの下ごしらえまでしたら、
簡単に1品作りませんか？

電子レンジで簡単にふきの煮物が出来ます。

・ふきの煮物（4人分）

作り方

１．耐熱の深めの皿にふきを好みのサイズに
　　　カットして重ならない様に並べましょう。

２．だし汁と塩少々、しょうゆで煮汁を作り、
　　　ふきの入った容器に注ぎ、かつおぶしを少々振って
　　　500wで4分、蓋をして加熱します。

３．出来上がったらトッピング用に
　　　かつおぶしを少々乗せて完成です。

加熱する際の容器のまま
食卓に並べてしまえばすぐに1品出来て簡単！

お弁当の隙間を埋める1品にもなって便利ですよ！