華やかで清楚な花、アマリリス。
春に植える植物としても人気があります。
花には花言葉がありますが、
由来などを知るとさらに親近感などが
沸くと思いませんか?
今回はアマリリスの花言葉などについて
掘り下げてご紹介してまいります!
Sponsored Links
アマリリスの開花時期や花の色の種類は?
アマリリスは見た目はユリっぽく見えますが、
実はヒガンバナ科の球根植物です。
開花時期は初夏で、
赤いアマリリスが代表的だと思いますが
薄紅色や白、淡い黄色など・・・
そして球根には八重咲きのものが多いです。
他に一般的なものは横向きに咲きますが、
上向きに咲く”受け咲き種”という
香りをもつ種類もあります。
Sponsored Links
アマリリスの品種や種類はどれくらいあるの??
園芸では「アマリリス」と呼ばれていますが、
植物学上では「アマリリスベラドンナ」と呼ばれています。
原産は中南米の西インド諸島で、
原種は約90種類。
18世紀後半に2~3種類の原種が
ヨーロッパへ渡り19世紀に交配がされ、
江戸時代天保年間に日本へ原種が渡って来ました。
昭和の初期頃に品種名のさだかでない
丸弁系や剣弁系などと輸入されて改良が進んで行きました。
実際の品種の数は数百種類作られています。
・ルードリッヒ系のレッドライオンやミネルバ等
八重咲き品種
・ブロッサムピーコックやアフロディーテ等
中輪系品種
・ガーデンオーケストラ
・ネオン、トレシック等
ミニアマリリス
・赤だるま、リトルバリエガータ等
また、初夏以外にも秋~冬に咲く品種で、
・黄筋アマリリス
・ヒッペアストラム
・レティキュラータム
・香り舞姫
などといった品種があります。
アマリリスの花言葉は?その意味や由来は??
アマリリスには様々な品種がありますが、
総称して言われる花言葉は、
・誇り
・内気
・素晴らしく美しい
・強い虚栄心
・おしゃべり
内気でおしゃべり???
真逆な花言葉がついていて不思議なものですね。
まずアマリリスの花言葉の由来は、
ギリシャ神話から来ている様です。
羊飼いの少女アマリリスの片想いのお話で、
アマリリスは羊飼いの少年アルテオに
想いを寄せていました。
しかし、アルテオは彼女に目もくれず
大好きな花にしか興味がありませんでした。
そしてアルテオは自分に花を届けてくれる
少女に好意を抱いていました。
それを知ったアマリリスは神に祈りを捧げ
お告げと共に1本の矢を受け取りました。
お告げとは、
「矢で自らを傷つける」ということ。
それば彼の心は自分の元へ・・・。
アマリリスは自らに傷を付け、
流れ出た血からとても美しい花が咲き
その美しい花を見たアルテオは
アマリリスに告白をするのです・・・。
そこで生まれた花に
「アマリリス」という名が付いたのでした。
そこで美しい花から
「素晴らしく美しい」が付いたとされています。
「おしゃべり」は
アマリリスの性格から来ている様で、
とってもおしゃべりな少女だった様です。
アルテオに花を運んで来る少女よりも
自分が咲かせた花の方が美しく、
そして自分は美しい花を咲かせる事が出来る
という思いから「虚栄心」があると言えます。