シュッとした見た目が凛々しい「カラー」
花束などにも利用される観葉植物で、
ブライダルでブーケに使われたりしますね!
花と同様に扱われる中、
花言葉もあるのはご存知でしょうか!?
今日はカラーの花言葉や種類など、
ご紹介したいと思います!
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カラーの開花時期や種類は?
カラーはサトイモ科の植物で、
2種類のタイプがあります。
湿地性を好み耐寒性をもち、
18度以上、主に”春”に開花する
・オランダカイウ属
畑地性で暑さ・寒さに弱く”初夏”に開花する
・モモイロカイウ属
・キバナカイウ属
・シロボシカイウ属
多くはオランダカイウ属の一部の
品種に対してカラーという事が多いです。
切り花として出回るものは湿地性、
鉢で出回っているものには畑地性が流通しています。
畑地性のものは花色が多く、
白やピンク、赤、黄色、オレンジ
といったものがあり
育て方が少し難しい様です。
全てを総称してカラーとした場合の
出回りは3~7月で
最盛期は6月といわれています。
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カラーの花言葉は?その意味や名前の由来は?
名前の由来はギリシャ語で
「美しい=カロス」より由来しています。
修道女の襟(Collar)に似ているという事で
この名前がついたという説もあります。
または、ヒメカイウ属の学名が
カラー(Calla)であることから
その名前がつけられたとの説もあります。
花言葉は、
・乙女のしとやかさ
・華麗なる美
・清浄
ギリシャ神話にカラーの花言葉に
通じるお話があります。
カラーは全能の神ゼウスの妻、女神ヘラが
子であるヘラクレスに母乳を与えていた際に
こぼれたところから出来た花と言われています。
その他、美の女神であるヴィーナスはその美しさに嫉妬し、
カラーの中心に棒の様なものを作り、
今の花姿になったとか・・・。
ヴィーナスまでもが嫉妬するほどの
美しい花であることがわかる話ですね。
女神ヘラはゼウスの妻であるだけでなく、
最高位の女神で結婚と母性・貞節を司る女神。
つまり花言葉は美しいヘラを象徴し、
さらに結婚を象徴する花であることがわかります。
ここで指すカラーは白いカラーの事を差しています。
その為、ウェディングドレスは白
という繋がりも見えて来ますね!
ピンクや黄色、紫などの色別のカラー花言葉は?
鉢植えで観られるカラーは、
花色が豊富で贈り物にもピッタリです。
参考までに花言葉をまとめてみました。
黄:壮大な美
紫:夢見る美しさ
エレガントピンク:素敵な恋人
ブラックマジック:贅沢の美
アルパマクラタ:自然派指向
女性を表す花言葉がとても多いですね!
やはりこれも美しいヘラのイメージなどが
受け継がれているのでしょうか?
また、カラーは水芭蕉にもよく似ています。
同じサトイモ科であるところで近縁種ですが、
水芭蕉は湿地帯を好み固有種です。
カラーは先にお話した通り、
品種が複数あり自生地の違いがあります。
ブライダルに白いカラーを身に携えたなら
女神ヘラのご加護を受けられるかもしれませんよ!