花言葉はギリシャ神話との
関わりがあるものが多いです。
その中で春に咲く花の1つ「ヒヤシンス」
このヒヤシンスにも悲しい話があります。
今回はヒヤシンスの花言葉について
お話しましょう。
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ヒヤシンスの色別の花言葉は?その意味や由来は?
ヒヤシンスの花言葉は、
・悲しみを越えた愛
・変わらない愛情
・スポーツ
・私は悲しい
色別では、
・黄色 :「勝負」「あなたとなら幸せ」
・青色 :「変わらぬ愛」
・紫色 :「初恋のひたむきさ」「悲哀」「競技」
・ピンク色:「しとやかなかわいらしさ」「ゲーム」
・白色 :「心静かな愛」「控えめな愛らしさ」
ヒヤシンスの名はギリシャ神話に登場する
美青年「ヒュアキントス」より由来しています。
同性愛者であった彼は、
医学の神であるアポロンと一緒に
円盤投げに興じていました。
その姿を見ていた西風の神ゼピュロスは
ヤキモチを焼き意地悪な風を起こしたのです。
その風によりアポロンが投げた円盤の軌道が変わり、
ヒュアキントスの額を直撃してしまったのです。
そう、ゼピュロスもまた
ヒュアキントスを愛していたのです。
ヒュアキントスの額は割れ、
大量の血を流し死んだのでした。
その血から生まれたのが紫のヒアシンス。
そしてアポロンはヒュアキントスの抱き、
「私が変わりに死にたい…アイ、アイ…」と叫んだとか。
ギリシャ語で「アイ」は
悲哀を表す言葉「アエイ」に似ています。
ヒアシンスには、
アポロンとヒュアキントスの愛の時間、
大好きだったスポーツや悲しみを表した内容が
随所に込められているというわけです。
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ヒヤシンスの開花時期や季節、育て方は?
ヒヤシンスの開花時期は2~4月の間で、
土に育てる方法と、水栽培の方法があります。
日当りのよい場所が適していますが、
一定の低温でないと花芽がつきません。
花芽が付いても茎が全く伸びずに、
株元で咲く事があります。
室内で育てるのに向いているものの、
12月くらいまでは外で管理し、
寒さに充分あててから
室内に取り込むと花がよく咲きます。
寒さには大変強いので、
特に室内に取り込む必要はありません。
葉が枯れて休眠に入ったら
鉢植えは雨のあたらない場所に置きましょう。
枯れた花は1つずつ
摘み取り、花茎は切りません。
用土は水はけがよく、軽い土が最適です。
鉢植えにする場合は、
赤玉土(小粒)6:腐葉土3:パーライト1
の割合で混ぜた土を使い、
地植えする場合にも出来るだけ、
水はけのよい場所を選んで
消石灰を植え付ける前に混ぜ、
土の酸性を中和させておきましょう。
ヒヤシンスの花言葉についてお話ししました。
学校の授業や教室、庭などでもよく育てていますが、
花言葉は深く悲しい話が付いているのでした。