節分草という植物をご存知でしょうか?
名前通り節分時期に花咲かせるのは
なんとなく分かと思います。
そんな節分草にも花言葉があります!
節分とは違う花言葉から関東でも見れる群生地など、
節分草の情報をご紹介します。
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節分草とはどんな花?開花時期はいつ?
節分草とはキンポウゲ科の多年草の1種。
パッと見はクリスマスローズに似ています。
それもそのはず!
クリスマスローズは同じキンポウゲ科で
それぞれ品種が異なります。
節分草は白い5枚の花びらに見える萼片に、
中心にある黄色の蜜腺が本当の花弁の様です。
昔はイエニレ(家楡や以倍仁礼)と呼ばれ、
節分の頃に咲かせる花としてこの名が付いたとか。
実際の開花時期は2~3月。
そして面白いのが節分草が増える方法が
アリによる仕事で増えるそうです。
中心の蜜腺から出る蜜をアリが運んで
巣へ持ち帰り、そこから発芽する様です。
また、地上から草丈は10cmほどで、
直径2cmと小さな花なので見つけにくいとも・・・。
関東から西の石灰岩の地域に多いとされ、
環境破壊などにより希少植物となっています。
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節分草の花言葉とその由来は?
節分草には節分とは程遠い花言葉があります。
・人間嫌い
・気品
・微笑み
・光輝
その由来は小さく草丈も低いので
群生地以外ではひっそりと咲いている様から
「人間嫌い」は想像させられますね。
逆に前向きな花言葉に
純白の花びらを中心に濃い紫色の雌しべの色が
とっても気品があり5枚に開いた姿は
微笑みや光輝という言葉がとても似合います。
また節分草と言う名前だから
節分の時に飾る花なのか?と言えば
そうではありません。
希少植物であるので山から取って来るのは御法度!
節分に飾る花といえば花より葉で、
ギザギザとした型が特徴的な柊です。
柊鰯なんて言いますが、
柊に鰯の頭を差して玄関先に飾る風習があります。
これは鰯の臭いは鬼が嫌う臭いで、
柊の葉のギザギザは鬼の目を突くという事で、
鬼を家に入れないと言われています。
いわゆる魔除け的なものですね。
節分草の群生地はどこ?関東でも見れる?
希少価値が高くなかなか見つけられない!
そんな時は群生地で楽しむのはいかがでしょうか?
主に関東から西方面に分布している様ですが、
関東地方で有名な節分草の群生地は、
埼玉県秩父郡小鹿町にある節分草園
他に栃木県栃木市星野町にある
四季の森星野でその姿を楽しむ事ができます。
ちなみに西では広島県庄原市総領町地域。
広範囲に渡っていて
中には個人宅の裏などで自生しています。
自生地への行き方は
道の駅リストア・ステーションの光のドームで
期間限定で節分草ボランティアによって案内していただけます。