麻の生地の特徴!吸水性の良さ以外のメリット・デメリットは?

                         麻のシーツの画像

夏に着こなすと涼しい麻素材の服。
通気性もよくて気持ちがいいですよね。

しかし、シワや形崩れしやすく
どうしても敬遠しがち。

麻ってどんな繊維なの?
吸水性は?アイロンをかける方法は??

という繊維の特徴についてご紹介します!

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麻の生地としての特徴は?

麻という繊維は・・・

・茎から採れる靭皮(じんぴ)
・植物の葉から摂る葉脈(ようみゃく)繊維

2種類ありそれぞれ合わせて
家庭用品品質表示表では「麻」としています。

 

なお、表記出来る植物は、

・亜麻(あま・リネン)
・苧間(ちょま・ラミー)

これらの靭皮繊維のみで、衣類に使われています。

 

では、葉脈繊維は?というと、

大麻(ヘンプ)や黄麻(ジュート)、
インド麻の靭皮やマニラ麻
ザイザル麻、ニュージーランド麻

といったものが葉脈繊維です。

衣類よりもロープや麻袋などの
産業資材に使われています。

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麻のメリット・デメリットなど特徴は?

麻というものは
植物の繊維であることがわかりました。

そこでメリットデメリットをわけてみました。

 

メリット

・水に対して強い
・強度がある
・吸湿性がある
・シャリ感
・高級衣料品として扱いがある
・抗菌性
・通気性と速乾性がある
・しなやか

 

デメリット

・染色堅ろう度が弱い
・日光・汗で変退色が起こりやすい
・摩擦による毛羽立ち(白化)しやすい
・シワになりやすい
・アイロンを使用しても直しにくい

麻生地の洗濯方法!縮みを戻す方法は?

 

特に「抗菌性」には
あまりピンと来ないと思いますが、

麻は最も汚れを落としやすい繊維として、

天皇が即位される際に
着用する神衣麁服(あらたえ)

清める力があるとされ、
その役目を果たしているといいます。

また、とても柔らかく使い込むと光沢が出て、
10年後が一番美しいと言われています。

麻は吸水性と吸湿性、どっちに良さがあるの?

吸水性吸湿性
夏場の服では注目したい衣類の機能ですね。

ベッドリネンとしても通年使え、

ヒンヤリ感はないので一年中麻のベッドカバーを
使用している方もいらっしゃいます。

・吸水性
汗など液体が布地に吸水されること。

・吸湿性
汗が蒸発し水蒸気になったものが布に吸湿される。
蒸れにくいという意味。

 

では、麻は吸水性がよいのでしょうか?
それとも吸湿性?

吸水性にとても優れています!

綿の4倍ありつつも
発散性に富んでいるので速乾性もあり、

さらに熱が逃げやすく、吸湿性というよりも

熱を逃がしやすいので蒸れにくいという面で
通気性がよいと言った方がよいでしょう。

 

シワになりやすいといった性質ではありますが、

優れた特徴を持ち、衣類やベッドカバーといったもので
一年を通して使える生地だといえます。

出来れば多く持っておきたい衣類ですね。

 

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