春になると高い所も低い所にも
花が一斉に咲き出して街も華やいで見えます。
そんな華やぎの中にひときわ目立つ
モクレンやコブシ。
街路樹や公園などでも見られとっても身近な春の花です。
ふんわりと咲くその姿は思わず見とれてしまいます。
が!
どれがモクレン?これはコブシ???
とっても瓜二つのモクレンとコブシ
その違いなどに迫ります!!
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モクレンとコブシの違いは?特徴や開花時期で比較してみた!
ここでお話するのは、
モクレン(紫木蓮)、コブシ(辛夷)の違いです。
そう、”モクレン”と言われているのは、
花びらの外側が濃紅紫の花を差していいます。
そうすると一目瞭然で、
花の色の違いと言えばそれで終了です。
恐らくそっくりで解らないとされるのは
モクレンの仲間の「ハクモクレン(白木蓮)」
ただ、コブシにも花の色に白以外で
薄いピンクのベニコブシ(紅辛夷)等があります。
では、どういった特徴があるのでしょうか?
まず、開花時期に違いがあります。
3月中旬から咲き始め、花の大きさが
8~10センチで、上向きに咲くのがハクモクレン。
その後10日~1週間後に咲き、
花の大きさがハクモクレンの半分ほど
斜め上や横向きに咲くのがコブシです。
さらに後に咲くのがモクレンです。
コブシの方が花びらがシャープで、厚さがないのが特徴です。
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モクレンとコブシの見分け方や区別方法は??
ハクモクレン
・花びらとガクを含めて9枚
・厚みとふくよかな形の花びら
・葉の色がコブシよりも薄い
・花の大きさが8~10センチくらい
・葉の大きさがコブシより大きい
・実はコブシより大きい
・上か斜め上を向いて花が咲く。
コブシ
・花びらが6枚
・薄めでシャープな花びら
・葉の色がハクモクレンより濃い
・花の大きさは4.5センチくらい
・葉の大きさがハクモクレンより小さい
・実はハクモクレンより小さい
・斜め上か横向きに花が咲く。
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特徴をまとめると、パッと見分けのつくポイントは
『大きさ』ってことがわかりますね!
学術上でのモクレンとコブシの区別や違いとは?
見た目の違いが解った所で、
本質、学術上での違いとはなに?
・・・と思われるでしょう。
モクレンもコブシも
モクレン科モクレン属の被子植物!
つまり”仲間”というわけです。
納得ですよね。
モクレン属は210種類ほどあり、
・タイサンボク
・ホオノキ
・オオヤマレンゲ
・タムシバ
・シデコブシ
などといった木花は、
皆モクレン属ということで、よい香りを漂わせています。
なかなか素人だと見分けはつきにくいですが、
モクレン属の花は木に咲くため目に入りやすいと思います。
咲いている姿を見たらちょっと興味深く
観察してみてはいかがでしょうか??
ちなみにコブシは北海道では、
ヒキザクラ、シキザクラ、キタコブシ
などと呼ばれ愛されています。
遠くから見ると姿が桜に似ていた事から
そう言われる様になった様ですよ!













