日本にはたくさんの祝日がありますが、

実は平成の時代になってから
名称が変わり若い方には何の祝日か？

その意味をご存知ではない方が多い

「みどりの日」
この祝日の意味をご存知でしょうか？

ゴールデンウィークを構成する休日の１つ
みどりの日の意味についてご紹介します。

みどりの日の意味は？その由来って？

まず「みどりの日」は
その名から来る通り、祝日法第２条では、

自然に親しむと共に
その日の恩恵に感謝し、豊かな心を育む

という趣旨があります。

本来は日本の第124代天皇である
昭和天皇のご生誕日です。

昭和天皇が崩御された
昭和64年（後に平成元年）に「みどりの日」として改名。

新緑の季節であり自然に触れ、親しむことでもよい事

と同時に現在では
みどりの日当日前までの数日間、

「みどりの週間」として
街のクリーン週間であったり環境問題、苗木を植える

といったりイベントを開催する所もある様です。

昭和天皇は大変自然を愛されていて、
名前を変え祝日として残った日でもあります。

みどりの日は昭和の日？？どっち？

由来にある通り、
みどりの日は昭和天皇のご生誕日であり、

昭和天皇を偲ぶ上では
「昭和の日」とした方がよいのではないか？

という声も多く、

平成17年に「昭和の日」という祝日が
祝日法改正により平成19年より改められました。

そう現在「みどりの日」「昭和の日」
どちらとも存在する祝日です。

かつては天皇誕生日・・・そして
みどりの日→昭和の日？？

どちらがが正解？混乱してきますね。

余談ですが日本には昭和天皇の前に
明治天皇がいらっしゃいましたが、

明治天皇のご生誕日は
現在「文化の日」として11月3日にあり、

近代文化への発展を遂げた明治時代を念頭に
「文化の日」とし、文化勲章授与式などが行われます。

みどりの日はいつから？昭和の日になったのはいつ？？

昭和天皇のご生誕日は「4月29日」です。

本来始まったのはお話した通り、

平成元年よりそれまでの天皇誕生日と
親しまれていた名称から「みどりの日」に改訂しました。

しかし多くの国民の要望により、平成19年より
「昭和の日」へとさらに改訂されました。

全国植樹祭には必ずご臨席され、
ご自身で植樹をされるほど自然をこよなく愛した

昭和天皇にちなみ「みどりの日」は日を移動し
『5月4日』に存続することとなったのです。

それぞれ1年に1度巡って来る祝日、

昭和の時代を見つめ直したり、季節がら植物や樹々も
瑞々しくとってもよい季節ですので

昭和天皇の愛した日本の自然をめいっぱい
楽しんでみてはいかがでしょうか？