時期になると出回り、
香りよく味もよい果実「桃」
桃にもいろんな種類があるのを
知ってましたか？？
思えば種類って知らないかも？
なんて方に、桃の種類についてご紹介します。
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桃の種類とその特徴や味は？
桃といえば中国！
そう、桃は中国から日本に渡って来ました。
中国では樹木は仙木、実は仙果とされて
邪気を祓って不老長寿を与える
植物として縁起物です。
さて、日本で出回っている主な桃について
特徴と合わせてご紹介しましょう。
・黄桃（おうとう）
いわゆる缶詰の桃です。
名前同様、果実が黄色なのが特徴。
果実自体は熟してもしっかりとしていて、
実はさほど甘さを蓄えていません。
その為、多くの黄桃は加工されていました。
しかし、最近では品種改良も進み、
そのまま食べても美味しい
「ゴールデンピーチ」や「黄身子」などがあります。
なお、黄桃は白桃の変種と言われてます。
・白桃（はくとう）
果肉は白っぽく甘さは上品。
様々品種改良がされ新種も多く出回っています。
「浅間」「清水」「川中島」などが有名です。
・白鳳（はくほう）
皮の色が非常に色濃く、濃厚な甘さを持つ果実。
果汁も多く酸味少なく人気の高い品種です。
いわゆる『THE 桃』と言われるほど、
スタンダードで日本の桃の代表品種です。
・ネクタリン
桃の変種で一回り小さくうぶ毛がなくて、
つるっとしているのが特徴。
みっちりとした果実で、オレンジの身をしていて
桃と杏の丁度中間の様な味がします。
多く出回っている品種は「秀峰」
他に「ファンタジーフレーバー」や、
「フレーバートップ」などがあります。
・蟠桃（ばんとう）
極稀に出回る桃で、原産が中国。
平たく珍しい形が特徴的です。
見た目とは裏腹に非常に強い甘さがあります。
代表的な品種として「大紅蟠桃」や、
「フェルジャル」などがあります。
実際にはもっと多くの品種が出回っています。
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今、注目されている桃の種類”あかつき”とは？？
「あかつき」は、今とても注目されている品種です。
白桃と白鳳の交配品種で、
肉質は白鳳よりやや硬め。
日持ちもよく、
糖度は15度前後と高糖度の品種です。
一般的な桃でも12～13度、
とっても甘い事がわかります。
甘みと酸味のバランスも良く、
白鳳についで出荷されています。
桃の花の種類や開花時期はいつ？
桃は園芸用の「花桃」と、
実を楽しむ「実桃」と分かれます。
花桃はいわゆる、
ひな祭りに飾るなどし楽しむもので
実もなりますが、とても小さくて食べる事はできません。
桃の開花は3～4月、
実桃の花は桃色の花を咲かせ、
桜や梅にとても似ています。
花桃は実桃よりも花が大きく、
花の色は実桃よりも薄いか赤色を咲かせます。
なお、実桃の主な国内の産地は、
山梨県・福島県・長野県が上位です。
