B型肝炎は母子感染やそれにより感染し

キャリアを持った子供等から
二次感染を恐れられてきています。

現在では成人でも1～2割ほど
キャリア化して長期の感染源になること。

感染した本人も大病するウィルスです。

予防接種もあるのですが副作用が怖い・・・
といった事など、

ほとんどが任意接種であることから
受けていない方も多いものです。

今回はB型肝炎の予防接種での副作用など解説しましょう。

B型肝炎予防接種のワクチンとは？

ワクチンとは、目には見えない
感染症の原因になる細菌やウィルスといった

病原性を弱めたり、毒素を
無毒化させたりしたものをいいます。

接種すると体内の白血球が

「この細菌・ウィルスは敵である」と認識し、

次に本当の病原性を持った細菌やウィルスに
感染した際に攻撃性を高め、排除することが出来ます。

いわゆる「抗体」と言われているものです。

感染予防・発症予防・重症化予防
ということが目的で存在しています。

その中でもB型肝炎ワクチンは
任意接種のワクチンであることから
あまり馴染みがないワクチンです。

このB型肝炎は意外にも誰にも
感染する非常に恐ろしいウィルスです。

日本では限られた方でないと公費で接種できませんが、
WHOではすべての出生児の接種を推奨しています。

B型肝炎予防接種の費用相場は？

B型肝炎予防接種の副作用で現れる症状は？

気になるB型肝炎ワクチンの副作用ですが、

といった副作用が起きますが、
5％程度の確立、数日経過すれば回復します。

予防接種の副作用による熱は何度まで上がる？
 

また稀に

・ショックやアナフィラキシー症状
・多発性硬化症
・急性散在性脳脊髄炎
・ギラン・バレー症候群

などを発症する事あり。

いずれにせよ異常を感じる場合は
即接種した医療機関

もしくは緊急で受診できる医療機関で受診しましょう。

B型肝炎予防接種の副作用がでる期間はどれくらい？

B型肝炎ワクチン接種後は、30分間に
急な副作用が起きる事があります。

その為、接種後は即帰宅せずに、
待合室などで様子を見ましょう。

副作用の出て来る期間は個人差があります。

接種後3週間経過してから
起きる方もいますし、直ぐに出る方もいます。

また、B型肝炎予防接種は
大人も子供も3回接種します。

期間は初回接種の後、
2回目は4週間後、3回目は6ヶ月後。

抗体持続期間は3回目接種後より
15～20年とされていますが、

個人差もありますので1年に1度程度、
抗体検査をすることをお勧めします。

B型肝炎は古くは医療従事者などでは、
針を誤って刺してしまったことで感染したり

ウィルス保持者である母親の体内で感染したり、

キャリアの血液との接触などで
感染するものとされてました。

他にも唾液や体液などでも感染するとされ、
血液による感染以外も多く経路としてあげられます。

感染するととても厄介！
そして肝炎、肝硬変や肝臓がんなど発症。

他にも劇症肝炎など最悪なケースを
引き起こす可能性だってあります。

予防しておくにこした事はありませんね。