なんでもかかれば厄介ですが、
体に入ると長期化して肝臓に住み着き
肝炎や肝臓がんを起こしてB型肝炎。
感染力が強いウィルスで、
かかる前に予防接種で防げます。
B型肝炎の予防接種、
費用はいくら?必要性は??
今回はB型肝炎の予防接種について
ご紹介します。
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赤ちゃんや大人にB型肝炎の予防接種の必要性はあるの?
B型肝炎は慢性化するととても厄介で、
一過性の感染で終了する「急性肝炎」と、
生涯に渡って感染が続く「慢性肝炎」と分けられます。
その中で、3歳までは
B型肝炎(HBV)に感染すると
ウィルスを体内に保有し続ける
「キャリア」になりやすいです。
また、3歳以降では「GenotypeA」という
遺伝子型を除いてはキャリア化せずに
一過性で終わりやすいとされています。
乳幼児の段階で予防接種を行うことで
抗体が出来やすいということで、
0歳のうちに3回摂取すると、ほぼ100%
抗体が誘導されるということで必要性があります。
赤ちゃんの予防接種による副作用は?
大人の場合には同じ回数摂取しても、
70%~80%ほどしか十分な抗体が
出来にくいとされています。
なお、10代の場合は90%を
越えて抗体が出来るので
早ければ早いほど予防接種は
受けるべきであると思います。
・輸血による感染
・キャリアの父から子への感染
・キャリアとの性交渉
などが感染経路としていますが、
見た目にもわからず、
B型肝炎に感染する経路は、
血液を介さない感染もあり得ます。
特にB型肝炎キャリアのお子さんから
保育園などで噛み付き事故から感染したり
様々ありますので、予防接種は
行っておいた方がいい事に越した事はありませんね。
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B型肝炎の予防接種費用の相場は?保険は適応されるの?
一般的には任意接種である
B型肝炎の予防接種ですが、
予防接種の費用は、乳児に対しては
費用助成が適用する地域があります。
摂取当日に1歳未満いわゆる0歳児で、
助成回数3回までで1回上限平均3000円程度。
お子さんの場合は費用相場6000円程度。
助成を使って半額程度と
考えるといいかもしれません。
成人の場合は相場8000円前後。
保険適用はなく、実費になります。
B型肝炎の予防接種を受ける間隔は?追加摂取って必要?
B型肝炎の摂取期間は、1度目の摂取後より
4週間後に1度、2回目の摂取を受け、
さらに6ヶ月後に3回目に追加接種を行います。
B型肝炎キャリアのお母さんから
生まれた赤ちゃんは、
生後2ヶ月で1回目、
3ヶ月・5ヶ月の3回実施し、
生後6ヶ月の時に免疫が出来ているか
どうかの確認をします。
任意で受ける予防接種は様々ありますが、
B型肝炎もかかれば長期治療が必要ですので、
予防接種を受けておいた方が無難ですね。