日本には代表する花がいくつかありますが、
「桜」もまた、日本を代表する花の1つですね。
桜の品種とはいくつあるかご存知でしょうか?
咲き分けるものや早咲きのもの・・・
今回は桜の品種などについてご紹介します。
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日本の桜の品種はどれくらい?ワシントンでは??
桜の品種の前に元となる”原種”があります。
原種は約10種類とされていて、
ここから交配し現在100種類以上が野生化。
野生種や自生種は「山桜」といい、
この山桜から交配し
栽培品種や園芸品種を「里桜」といって、
300種類以上とされています。
代表的な桜は、
・霞桜
・大島桜
・江戸彼岸桜
・染井吉野
・豆桜
・緋寒桜
・河津桜
いわゆる私たちの身近で咲く桜は
里桜や自生種ということです。
また「八重桜」などという桜もありますね。
人に寄っては八重桜を
里桜と分類している場合もある様です。
さて、桜と言えば米国・ワシントン。
日本から1912年に寄贈したことでも有名です。
染井吉野が1800本
関山桜が350本
一葉桜160本など、
12品種。
そのうちの御衣黄桜20本が
ホワイトハウスの庭に植樹されています。
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ピンクや白に咲き分ける桜の品種は?
桜が咲いている時、
稀に違う色が咲いているのに気づくときはありませんか?
「咲き分け」とは、同じ株の中で
違う色の花が咲くことをいいます。
そんなことってあるの?
・・・と驚くかもしれませんが、
1輪の花にいくつかの花色が咲き、
中には絞りが入るものもあります。
咲き分け品種は、
・安田錦
・高嶺錦
・桂錦
・ことぶき
・ひかり錦
・一番星
と、ここでは紹介しきれない品種があります。
お花見などで注意深く見ていると、
もしかしたら咲き分けの桜に出会えるかもしれませんね。
早咲きの桜の時期はいつごろ?京都にある品種は?
早咲きとは読んで字の如く、
早く咲く植物に対して使われます。
1月~3月中旬に開花する桜は
この「早咲き」の品種とされていますが、
一般的には開花よりも早く咲いた場合に
使われている事もあります。
桜の中での早咲き、
一番の早起きさんは「寒桜」
暖地では1月中旬より開花し、
またの名を「熱海桜」とも呼ばれています。
伊豆半島河津町で発見されてから
愛されている河津桜や、釣り鐘状の桜、寒緋桜、
早咲きの大島桜や修善寺寒桜、大寒桜など。
まだまだ調べると多くの早咲きの品種はありますが、
種類が多くあるため興味のある方は
調べてみたらよいかもしれません♪
また、日本では桜の名所が全国各所にあります。
中でも京都の桜は風情と艶のある桜と、
その景観より豊臣秀吉の「花見」でも有名。
盛大な花見を催した歴史より、
桜=京都、吉野の桜
というルーツから関連するのだと思います。
京都の春を告げる早咲きの桜は、
・ふじ桜
・おかめ桜
・いぼ桜
・桃桜
他に「糸桜」が有名で、
京都御所の近衛邸跡の糸桜は名所です。