お庭に桜の木があると風情があり、
お花見も出来て素敵ですよね。
ご近所をお散歩していると、とてもキレイに咲いていて
目の保養になり心がなんだかウキウキして来ます。
しかし実際、桜の木を所有しているご家庭では、
桜につく虫に悩んでいる!というところも少なくない様です。
桜に付く虫とは?
その駆除方法についてご紹介したいと思います。
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桜の葉につく害虫は?
桜の花につく虫は、
他の樹木に比べて少ない方だといいますが、
桜が終わった後の葉桜には大量に虫が発生します。
それには数本で育っている環境であるか、
密集して育っている環境かで大きく違う様です。
密集した場所では虫の移動が簡単で、
それにより繁殖も容易であるからといいます。
桜につく虫の多くは蛾の幼虫で、
全身に豊富な毛が生えていて、代表的なものは
「モンクロシャチホコ」という害虫です。
時にクモやアシナガバチなどといった
虫もつくことがありますが、
これらは害虫である蛾の幼虫を食用とするので
桜に対して害はなく、むしろ益虫です。
家庭では密集して植える事は少ないので、
それほど大量発生することも少なく、
駆除方法ではむやみやたらに殺虫剤を散布するのではなく、
害虫が幼齢期のうちに捕殺しましょう。
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盆栽の桜につく貝殻虫の駆除の方法は?
盆栽でも楽しめる桜は、
育て易く人気がありますよね!
基本的に虫が付きにくいものですが、
時には小さく丸い貝殻の様なものが付いていて、
虫が付いた事に気がつきます。
「貝殻虫」という虫で、盆栽の桜に散布できる薬は限りがあり、
むやみに撒くと枯らしてしまう事があります。
桜の盆栽に限った話ではなく、
梅の木などにも付く事があります。
盆栽であれば不要になった歯ブラシなどで
こすり落としてしまうのが最もよい方法で、
貝殻虫は硬い殻に覆われているので
薬が効きにくく薬を吹き付けても意味がありません。
桜についた虫の駆除方法は?
盆栽の桜はまだその大きさから、
大規模に薬を撒くなどは必要がないと思いますが、
大きな桜の木に発生した虫の駆除には
どんな方法がよいのでしょうか?
気がついたら葉がなく丸坊主!
なんてことも・・・
何年も同じ事を繰り返している場合は
発生する事がわかっているので
しっかりと対策を練っておきましょう。
「バシレックス水和剤」というものがあり、
幼虫発生初期にとても効果があるので、
発生時期を迎えたらチェックをし、
見つけたら散布するといった方法で駆除しましょう。
事前散布を行う場合には、
オルトラン水和剤や液剤を撒いておく!
という方法もありますが、
害虫への毒性がどの程度継続するかは
天候などにもよります。
概ね1週間程度ではないかと思います。