秋を代表する草花の1つススキ
十五夜ではお団子と一緒に飾る
イメージが強いですよね。
雑草扱いされてしまうススキ・・・
ご存知ではない方も多いかもしれませんが、
花を咲かせる植物で花言葉があります。
ちょっとした雑学!
ススキの花言葉をご紹介します。
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ススキの花言葉とその由来は?
ススキを人に贈ることは少ない様な気がしますが、
実はとってもいい花言葉を持っています。
ススキの花言葉には、
・生命力
・勢力
・活力
・想いが届く(心が通じる)
などがあります。
由来はススキが持つ繁殖力。
他の草花が育たない
荒れ地でも育つ強さが由来しています。
十五夜のお月見にも定番の植物ですが、
昔から月にも不思議な力を持っていると信じられていた事。
そして十五夜のお月見は秋の五穀豊穣を
神様に感謝するお祭りであった事。
これから冬越のためのパワーを蓄えるためなど、
そうした意味でも用いられていたのではないかと思います。
ちなみに、夏場のススキの穂は若く、
細かなカギ状になっています。
うっかりこすると皮膚を切る事があるので、
古くは魔除けに使われていたともされてます。
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ススキの開花時期はいつごろ?
ススキと言うと稲の様に穂を下げていて、
秋風にそよぐ姿が目に浮かびますね。
そんなススキも花を咲かせる時期があり、
秋の花粉症(イネ科花粉症)の1つにもあげられています。
ススキの開花時期は8~9月頃。
特徴的な細かな穂に花を咲かせます。
俳句などでお馴染みの季語では、
イメージ通り秋の季語です。
暦の上で秋を迎える8/8頃(立秋)から、
冬を迎える11/7頃(立冬)までとされています。
・尾花
・茅(かや・萱など)
・袖波草
・糸薄
といった使い方があります。
ススキにも種類がある!?
一口にススキと言っても種類があります。
そのほとんどが葉の幅や草丈、
斑の有無や生息地域によって違いがある様です。
日本に生息している主なススキの種類は、
・常磐薄(トキワススキ)
・八丈薄(ハチジョウススキ)
・縞薄(シマススキ)
・蝦夷薄(エゾススキ)
・紫薄(ムラサキススキ)
・鷹羽薄(タカノハススキ)
・糸薄(イトススキ)
などといった種類があります。
ちなみに茅・萱(かや)とも呼ばれおり、
昔の日本の家屋の屋根に使われていた、
茅(萱)葺き屋根の素材や家畜のエサとして育てられてました。
この茅(萱)と呼ばれるものにはススキの他に
茎や葉が細いイネ科の植物にも総称して呼ばれていた様です。