人事異動が発表される前に
「内示」が言い渡されます。

どんな理由で通知がされ、
どういった形で伝えられるのでしょうか？

断る事は出来る？？

社員で働く方々には毎度、
その時期になるとドキドキの時期。

今回は人事異動の内示について解説します。

人事異動の内示の意味は？時期はいつごろ？

人事異動の内示の意味は、

異動が伝えられた本人への
事前の通達の意味を指しています。

いわゆる正式辞令がされる前に、
本人に伝え心の準備をするという理由で伝えられます。

会社によっても異なる様ですが、
内示は辞令の前に伝えられる事が一般的で

転勤を伴う異動内示は、
引越しの準備などもあるため、

辞令の2ヶ月前など早い段階で内示される
”内々示”というものもあります。

人事異動の内示は断ることってできるの？

基本的には断れません。

人事異動にはその以前に意向調査を実施していて、
尚かつ入社時に異動などに応えられるか？

といった内容が確認されます。

入社内定を取り作りたくて
異動の辞令が出た場合の条件に

気安く応えてしまったがばっかりに
異動対象にあがることだってあります。

その為、異動を断る事は
余程な事がない限りは「できない」

内々示の時点では、それ相当の理由があれば
断ることは可能な様ですが、

基本スタンスは断れないとしてください。

異議申告の期間を設けられていれば

その間に正当な異議申し立てにより、
却下されることはあります。

しかし、多くは会社からの指令ですので
潔く異動されている方が多いです。

希望が通らない方のほとんどは
自主退社が多い様です。

人事異動の内示は口外してもいいの？

「あーあ、人事異動になっちゃったよ」

つい、同僚などに愚痴ってしまいたくなりますよね。

今までと違う事や違う勤務地、

場合によっては生活環境もろとも変わってしまう訳で
つい口が滑って口外してしまいそうになると思います。

「内示」は非公式に本人にのみ
あらかじめ伝えられるものですので、

つい言いたくなりますが「口外禁止」です。

口外してもよいのは公式である
「辞令」を発表された時です。

内示が異動まで期間が短く、
仕事の引き継ぎをスムーズにしたくて

どうしても早い段階で周囲に伝えたい！
という気持ちもあると思います。

そうした場合には自分の所属している部署、
およびグループなどのリーダーや上司に

引き継ぎの状況を伝え、辞令よりも
早めに伝えて欲しい旨を相談しましょう。

揉めるよりはスムーズに！

しっかりと引き継げた方が自分自身も安心ですし、
会社にとっても優しい選択だと思います。

しっかりした会社であれば、
割と早い段階で内示から辞令交付まで
余裕を持ってくれるところも多いですが、

中には内示から辞令までが半月を切ってからされた！

・・・なんてところもある様です。

いずれにしてもしっかりと話し合い、
納得した上での異動を！

そして新天地でのご活躍をお祈りいたします。