季節を表す言葉には、
季語や時候の挨拶があります。
なかなか使いづらくて、ちょっと苦手・・・
なんて方も多いものです。
しかし何かとかしこまった手紙や
お知らせ等では使うもの。
たくさんある時候の挨拶の中から、
「青葉の候」を今回は選んでみました!
いつ頃使う挨拶なの?どう使うの?
同じ意味の言葉もあるよね!?
徹底的にご紹介してまいりましょう!
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青葉の候とはどんな意味?時期っていつ?
『青葉の候』
なんとも清々しいイメージがありますよね。
古く季節やその時の気候や季節の変化に際して
言葉が多くそれに迷ってしまうのだと思います。
まず「~の候」とは、
今の季節という意味をしていて、
つまり簡単にしてしまうと
「青葉の時期ですね~」
とよく私達が耳にしたり会話にするのと
同じ様な意味を持っています。
では、
「青葉」って時期はいつの時期を言うの?
季語から探ってみましょう。
季語はその時期の
植物や天体・地理や行事
といった目にみたり体感したり
様々なものから季節を表すものです。
そこで「青葉」は5~6月の季語に含まれ、
季語として夏に分類されます。
つまり二十四節気では5月6日頃より
立夏を迎え暦の上では夏になります。
「目に青葉、山ほととぎす 初がつを」
という有名な句があります。
「青葉・ほととぎす・初がつを」は
5月の季語で旬でもあります。
立夏の次にあたる「小満(5/13頃)」では
万物が次第に成長をし、一定の大きさに
達して来る頃という意味があり、
そうともなると5月下旬~6月初旬あたりが
程よいともいえます。
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青葉の候と若葉との違いは?
厳密に木が青々と育つ時期は
地域や木の種類によっても差があるもの。
視覚的に緑が濃いなと思い、
それが5~6月に緑の変化を感じた際に
使うとすれば頃合いといえます。
そして青葉は
青々と茂った木の葉という意味があり、
黄緑色の若葉よりも濃く育った葉
といった事になります。
桜も散り、まだ若い黄緑色の若葉の頃は
「夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る」
といった”茶摘みの唄”で考えると、
八十八夜=立春から数えて88日目
5月2日や立春の変動などでは5月3日。
忠実にならなくてもよいと思うのですが、
あえて決めるなら若葉を季語にするのであれば
5月上旬といったところだと思います。
青葉の候と一緒に使える季語は?
5月~6月にかけての季語にも
多く似た様なものもあります。
月をまたがった使い方をする季語は、
5月は下旬から6月なら上中旬に使うものと
考えるとよいかもしれません。
例えば同じ時期につかう季語としては、
梅夏・初夏・麦の秋・夏浅し・
夏めく・薄暑・梅雨・入梅 など。
絶対にこれ!という決まりはないのですが、
こうした季節を取り入れる場合には
ニュースや天気予報など
チェックしておくのも1つかもしれませんね。
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お中元のお礼の手紙に、毎年・・・「新緑・・」で、頂きます。新緑は、5月頃かな~~?と、思い調べました。でも、今年は、涼しくて、盛夏・猛暑は、使えません。でも、私は、「盛夏の季節に入りましたが、梅雨が長引いて、寒さも、感じるような今日この頃ですね。」と、しましたが、季語・・・迷いますね。また、参考にさせてもらいます。