うっかり外で毛虫にさされてしまった!
アウトドアやお出かけが多くなる季節には
こうしたアクシデントも付き物です。
毛虫の毒にどんな毒があるのでしょうか?
命を落とす様な毒はあるの?
肌がかぶれて来た・・・。
毛虫の毒について集めました。
いざというときにお役立てください!
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毒をもつ毛虫の種類は?
毛虫といえば毒があると思われがちですね。
全身に毛を生やした毛虫は特にです。
毛虫は主に”蛾(ガ)類”の幼虫で
実は毒毛を持っているものは極一部です。
では、毒を持っているものに
どんな種類があるのでしょうか?
日本の蛾の種類は、
・ドグガ類
・カレハガ類
・ヒトリガ類
・イラガ類
・マダラガ類
といった中の一部。
毒毛は「毒針毛」と「毒棘」があり、
毒針毛を持つ物は、
ドクガ科 、カレハガ科 、イラガ科、
マダラガ科 、ヒトリガ科 など。
ヤママユガ科、ヤガ科やタテハチョウ科
といったものの中にも
多少の皮膚症状を起こすものもあります。
ドクガ、チャドクガ、モンシロドクガ、キドクガ、
フタホシドクガ、ゴマフリドクガ、リンゴカレハ、
マツカレハ、ツガカレハ、 クヌギカレハ、
毒棘を持つもの
イラガ、アオイラガ、クロシタアオイラガテングイラガ、
ナシイラガ、 ヒメクロイラガ、アカイラガ、
マダラガ科のタケノホ ソクロバ、 ウメスカシクロバ、
リンゴハマキクロバ、ヒトリガ科のヤネホソバ など。
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毛虫の毒による症状はかゆみやかぶれ??発症期間は?
毛虫の毒が刺さった場合の症状で
代表的なのがかゆみやかぶれです。
しかし、毛虫のほうから
毒針毛をさしてくる事はありません。
触れるだけで肌にかぶれを生じ、
かゆみといった”アレルギー症状”を起こします。
毒針毛は非常に細かいもので、
繊維の隙間からも入り込んでしまうため、
幼虫の脱皮後、風下に居たり、
殺虫剤の散布後の死骸といったものも
注意が必要となります。
症状は2~3時間経過してから
患部が赤く腫れ かゆみを伴います。
一度、毒毛に触れる事で抗体が出来て、
次からアレルギー反応を起こし、
回を重ねる度に病状が重くなるのが特徴です。
掻きむしることで毒棘が折れ、
断片が散り患部を広げてしまう事もあり、
放置しておけばかゆみが全身を走り
夜も眠れなくなります。
劇症性は少ないですが、
かゆみが半年ほどと長期化する場合もあるので
医師の診断を受けた方が良いです。
毛虫に刺された場合の毒の対処法は?
うっかり触ってしまった!
といった時には直ぐに流水で
洗い流せば症状は軽く済みますが、
擦ったり掻いたりすると
時に皮膚に深く刺さってしまう事があります。
ガムテープなどをご用意!
毒刺毛を抜かないと
かゆみや痛みは治まりません。
また、かゆみが出た場合には掻きむしる前に、
患部にテープを貼って毒毛を抜き、
早めに皮膚科に受診しましょう。