日本で古くから飲まれているお茶には
「新茶」と呼ばれる時期がありますね。
また、お茶の産地が複数あり
その時期も異なります。
その時期っていつ頃?
新茶の美味しい飲み方は?
普段はあまりお茶を飲まない方も
貴重な新茶を楽しまれてはいかがでしょうか?
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新茶のおいしいお茶の入れ方は?
新茶の特徴は普段飲んでいるお茶に比べ、
苦味や渋みが少なく、うまみがたっぷり!
アミノ酸がとても多いのが特徴です。
その際、うまみを引き出す入れ方で楽しむ様にしましょう。
それにはお湯の”温度”がポイントです!
お湯を1度湯のみに移して、
冷ましたその湯を急須に注ぎます。
約40秒ほど抽出し、急須を軽く2~3回
まわしてから均等に湯のみに注ぎ分けましょう。
その際最後の1滴までしぼりきってくださいね!
また、さわやかな香りと
新茶の柔らかい渋みを楽しみたい場合は
沸騰よりも低めの90度程度の
お湯で抽出するといいでしょう。
新茶が1番早いのは鹿児島!その時期はいつ??
日本の中でも1番始めに
新茶が出回るのが実は鹿児島県産。
温暖な気候の土地から新茶の摘み摂りは始まり、
桜前線の北上と共に各茶所で茶摘みが始まります。
鹿児島では4月中旬頃より収穫が始まり、
日本のお茶の収穫量も
静岡と並んでほぼ占めているほど!
また、新茶は3つに分類されていて、
中でも鹿児島県は一番早いと申しましたが、
「走り新茶」と呼ばれています。
・走り新茶・・・4月中旬
・初摘み新茶・・・4月下旬~5月
※手摘みが特徴
・八十八夜新茶・・・立春から88日(5月2日頃)
八十八夜新茶ともなると、
新茶最盛期ともなり価格も落ち着いてきます。
そして八十八夜新茶には飲むと、
1年無病息災で過ごせるという云われがあります。
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宇治や玉露、狭山茶の新茶の時期はいつ?
”日本の三大茶”と呼ばれているのが
・宇治茶(京都府)
・八女茶(福岡県)
・狭山茶(埼玉県)
しかし生産量は静岡県と鹿児島県が断トツ。
”色の静岡、香りの宇治、味の狭山”
などとも言われています。
日本で作られているお茶は産地でも
それぞれ自慢のお茶ですので
飲み比べをしても楽しいかもしれませんね。
新茶の収穫時期は、
・福岡 ・・・4月中旬~5月上旬
・静岡 ・・・4月中旬~5月中旬
・京都 ・・・4月中旬~5月上旬
・埼玉 ・・・4月下旬~5月下旬
この頃から新茶が出回り、時期を過ぎると
1番茶や2番茶と名を変えて行きます。
なお、お茶は鮮度が命。
出回ってから1年経過すると「古茶」となります。
新茶はたくさん買うというよりも飲み切る量を
購入して早めに飲んだほうがよい味を楽しめるといえますね。
収穫時期がいくつかあるので、
四季折々のお茶を楽しむのもおすすめです!