「バナナピーマン」ってご存知ですか!?
え?バナナ味のピーマン?
ピーマン味のバナナ?
いえいえ、ピーマンの仲間です!
ししとうや唐辛子に似た形で
細長めの見た目をバナナに見立てて
そう呼ばれているバナナピーマン!
他のピーマンとの違いは?栄養は??
今日は”バナナピーマン”の秘密に迫ります!
Sponsored Links
バナナピーマンとは?収穫時期はいつごろ?
バナナピーマンとは他のピーマンなどと同じ
ナス科トウガラシ属。
ピーマンやししとうなどは全てトウガラシの仲間で、
その中でも甘味種という種類に分類されます。
さらに品種改良されて出来たのが
赤や黄のカラーピーマン。
バナナピーマンは
そのカラーピーマンの品種の1つです。
10~15センチほどの実で、初めは
緑黄色→クリーム色→黄色→オレンジ→赤
と色を変えピーマンより柔らかめです。
しかし、食べごろは緑黄色の時で、
色づくまで残すと皮が硬くなり、
バナナピーマンの良さが半減してしまいます。
家庭菜園では程よくサイズも整い、
緑黄色の時期で収穫してゆく様にしましょう。
なお、バナナピーマンの時期は6~10月の間で、
育った場所により収穫時期が異なります。
Sponsored Links
バナナピーマンはどんな味?種は取って食べるの?
バナナピーマンはピーマンなどと比べると
苦味も少なく、甘みがあるので
お子さんでも食べやすいもの。
ですが、トウガラシの仲間でもあるので、
稀に辛いものも含まれています。
ししとうにもそうした事がありますよね?
基本的に甘味種であるので辛さは無いはずですが、
バナナピーマン・ししとう・万願寺唐辛子といった系統は
近くにトウガラシが植えられていると
その花粉と受粉して母系の性質が優先し、
辛み成分”カプサイシン”を作り始めてしまいます。
他にもこの種類が
真夏に辛味のある実を作るには、
乾燥に弱くストレスを感じると辛み成分を
作り出してしまう傾向にあります。
育てる場合には
乾燥や肥料切れに気をつけてみましょう。
また、ピーマンといえば種を取ってから
料理に使う事が多いと思いますが、
バナナピーマンの場合はししとうと似ていて、
種は取らずそのまま食べる事が可能です。
お子さんに食べさせる場合には、
辛みの多い種部分を取り除いておいた方がよさそうですね。
バナナピーマンの栄養やカロリーは?その食べ方は?
バナナピーマンの栄養価は、
ピーマンと同様とされビタミンCが豊富で、
肌荒れや疲労回復によい作用をします。
しかし、ピーマンの持つ苦味成分が少なく、
苦味成分である”クエルシトリン”による
高血圧抑制や抗うつ作用に
関しては、薄いかもしれません。
バナナピーマンの詳しい成分は
ピーマンと同様に集約されている事も多いので
具体的ではありませんが、
カロリーなどもピーマンで100gで22kcal
ししとうでも27kcalなので、
それほどカロリーの高い物ではありません。
食べ方はピーマンなどと同様、
炒め物や揚げ物・焼き・煮物と万能です。
苦味が少ないので近年流行っている
スムージーの材料としてもおすすめです!