腰痛なのか尾てい骨が痛いのか・・・

微妙な部分の痛みは治すにしても
どちらが原因かはっきりしない場合があります。

腰痛と尾てい骨一体どちらが痛むのか？

腰痛と尾てい骨の個所による
原因や状況による対処法についてご紹介します。

妊娠初期や産後の腰痛は尾てい骨が関係してる？

そもそも尾てい骨とは一体何か？

人間の身体は脊柱で支えられていますが、
そのまま下へと下がり脊柱の先端にあるのが尾てい骨です。

胎児の時には10個の尾椎で出来ていますが、
出産時には1つにまとまり、尾てい骨に変わっています。

その名の通り、昔の人間には尾があった名残で、
同じほ乳類で人に近い猿にはしっぽが残っています。

人類の進化により二足歩行になり尾てい骨は退化、
結果、尾っぽがなくなりました。

現代ではあまり必要になっていない器官ですが、
筋肉と繋がっているため動かす事ができるそうです。

尾てい骨は内側に湾曲した型ですが、
産後は赤ちゃんが産道を通る時に反り返ります。

そのため尾てい骨部分に痛みが伴いますが次第に治ります。

妊娠初期でも尾てい骨部分に痛みが伴う事があります。

これは妊娠する事で卵巣ホルモンの1つ
リラキシンによるものです。

リラキシンは関節を緩める働きがあり、
主に腰痛へと痛みを伴うものですが、
骨盤や尾てい骨部分へと痛みが生じる場合があります。

尾てい骨の上や下に痛みが！これは腰痛？改善ストレッチは？

尾てい骨の上が痛む腰痛は
姿勢が悪かったり関節のズレによる痛みが多い様です。

また、尾てい骨の下が痛む場合には
坐骨神経痛である事を疑いましょう。

脚の背側に独特の張り・突っ張り感を感じ、
ジンジンとした痛みや脚への痺れなどが見られます。

姿勢が悪く起きている場合には
ストレッチで改善させることが出来ます。

ただ坐骨神経痛は神経に触れて痛みが出ているので
無理に行うと悪化させる可能性があります。

また、坐骨神経痛は
タイプによってストレッチ方法が異なります。

腰の張りや痛みの原因と解消法！

ここでは姿勢が悪い事で引き起こしている
腰痛体操についてご紹介しておきます。

尾てい骨の横に痛みがある場合や腫れてるが痛みがない場合は？

尾てい骨の横や周辺の場合、

坐骨神経痛も疑われますが椎間板ヘルニアや
女性の場合には特有の病気や腰痛と様々です。

また、強打して痛みがある場合には
ヒビや骨折している事もあり腫れも引き起こすと思います。

痛みがなく柔らかい場合は脂肪腫ということもあり
固い場合には粉瘤という場合もあります。

脂肪腫は放置していても大丈夫な事もありますが、
衣類や座る時に擦れて痛みを引き起こす事があります。

粉瘤は基本は良性ですが、
稀にガン化することもあるので医師の診断を受けましょう。

粉瘤に触ると痛い！処置は手術のみ？費用は？

いずれにしてもこれらは一概に過ぎず、
細かな箇所は医師による診断で決るので早めに病院へ行きましょう！