和菓子などでよく使われているきな粉。
ご自宅ではどのように使っているでしょうか?
昔から親しまれてきたきな粉、
実際どのような効果があるのでしょうか?
今回はきな粉の栄養やカロリー、
効果的な食べ方についてご紹介します。
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きな粉に含まれる栄養やカロリーは?
きな粉は原料の大豆に含まれている栄養素が
そのまま入っている食品です。
主な栄養成分は、
・大豆レシチン
体内の栄養や空気をスムーズに運ぶ役割を持つ成分。
・大豆サポニン
ナチュラルキラー細胞を活性化する作用があります。
・大豆ペプチド
大豆たんぱく質を消化する過程で作られ、
基礎代謝を上げる働きをします。
・大豆イソフラボン
大豆食品の中でもトップの含有量で、
女性ホルモンと似た働きをします。
・大豆オリゴ糖
少しの量で腸の健康維持に役立っている
善玉菌を活性化させる作用があります。
これだけでも驚きの栄養素と感じる方もいるかもしれませんが、
きな粉の栄養はまだあります。
・五大栄養素であるミネラルの1つである銅や鉄分
・細胞の生成に重大な役割を持つ葉酸
・腸の調子を整える食物繊維
・抗酸化作用を持つビタミンEや天然ポリフェノール
・強い骨作りに欠かせないカルシウム
これだけ多くの栄養素を含んでいると
たくさん摂取したくなりますが摂取量は注意が必要です。
実はきな粉のカロリーは100g中約450kacl程。
大さじ1杯で約30kcalと豆類の中でもカロリーが高く、
カロリーオーバーしがちな食品でもあるのです。
きな粉の栄養を摂取するために
必要な量は大さじ2杯程。
また大豆イソフラボンも過剰に摂取してしまうと
ホルモンバランスを乱してしまうことがあります。
イソフラボンの適切な摂取量は1日70mg~75mg。
きな粉では大さじ7杯~8敗程度となっています。
栄養が豊富で毎日摂取したいきな粉ですが、
摂取量には注意して適切な量を守りましょう。
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きな粉の嬉しい5つの効能
・美肌効果
きな粉に含まれている大豆イソフラボン、大豆レシチン、
ビタミンE、天然ポリフェノールなどの働きによって得られるます。
・ダイエット効果
実はナチュラルキラー細胞を活性化させる大豆サポニンは、
脂肪蓄積を防止する効果やコレステロールを体外に排出する効果もあります。
大豆レシチンは肝臓に脂肪が
蓄積しやすくなることを防いでくれます。
また、どちらの成分にも脂肪燃焼の効率を上げて
利尿作用もあるため、ダイエット効果に繋がります。
・便秘解消
きな粉に含まれる食物繊維により、
便秘解消効果を得ることができます。
・骨粗しょう症の予防
女性ホルモンに似た大豆イソフラボンを摂取することで、
ホルモン減少に伴う骨粗しょう症の予防に繋がります。
また、きな粉にはめざしの1.5倍にもなるカルシウムも含まれてます。
・風邪予防
ウィルスなどから身体を守るナチュラルキラー細胞の活性化により、
インフルエンザや風邪予防の効能があります。
きな粉を効果的に摂取する方法
美容と健康に効果が期待できるきな粉、
その栄養をより効果的に摂取するためのレシピをご紹介します。
きな粉牛乳
牛乳(200ml)を電子レンジで温め、きな粉(大さじ1杯)と
お好みで砂糖(大さじ1杯)を加えてかき混ぜたら完成です。
きな粉豆乳
豆乳(400cc)にきな粉(大さじ2杯)とはちみつ(大さじ2杯)を加え、
よくかき混ぜたら完成です。
きな粉カフェオレ
お好みの濃さのカフェオレ(200ml)に、
きな粉(大さじ1杯)を加えてき混ぜたら完成です。
他にも手軽にきな粉を効果的に食べる方法として
ヨーグルトと摂取する方法もあります。
昔から食べられていたきな粉には、
たくさんの栄養が含まれています。