緑黄色野菜の1つである人参ですが、
好き嫌いがわかれる野菜でもあります。
ただ、知って見るとよい作用があり、
昔から「身体にいいんだから!」といわれる
その理由もうなずける野菜です。
今回は人参の栄養やカロリー、
食べ方などご紹介したいと思います!
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人参の栄養成分!その効能や効果は?カロリーはどれくらい?
人参の栄養といえば
ビタミンの中でも最も高いのがβカロテン!
100g中8600μgを含み、
野菜の中ではトップのモロヘイヤの次に並ぶ含有量で、
他にミネラルとしてカリウムを300mg含みます。
βカロテンは抗発ガン作用や免疫賦活作用などといった
作用が非常に有名ですが、
体内にてビタミンAへと変換されると髪の健康維持、
視力維持や粘膜や皮膚の健康を維持する
・・・といった作用をします。
粘膜の維持といば「風邪予防」に働き、
喉や肺といった呼吸器系を守る働きをします。
また、カリウムも体内の余計な塩分を排出する働きで、
むくみ改善や予防として効果があります。
同じ作用をすることで有名なスイカよりも多く含みます。
他の栄養素もバランスよく含み、
健康にとってよい野菜であることがわかります。
カロリーは39kcalとそれほど高くなく、
食物繊維も含むので便秘解消などにも作用します。
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人参はダイエット効果もスゴイ!食べ過ぎには注意!?
「人参はダイエットにいい」
「人参は脂肪燃焼にいい」
・・・などとされ人参を使ったダイエットあります。
なんだか具体的にどういいのか分からず
どんな作用をするのか調べてみました。
脂肪燃焼という面は特に持っていない様ですが、
カリウムによるむくみを改善する働きと、
水溶性と不溶性の食物繊維を持ち合わせているので、
不溶性による便秘などを引き起こすことがなく、
バランスのよい食物繊維から腸内環境を整え、
ダイエット効果に繋げる事はできるかな?といった感じです。
ただ、注意したいのは生の人参には、
「アスコルビナーゼ」という酵素を含んでいて、
ビタミンCを破壊してしまいます。
生で食べ過ぎてしまうと
せっかくのビタミンCが破壊されてしまいます。
生食で食べる場合には「酢」をかけると
アスコルビナーゼの量は減少するので、
マリネなどで食べるか加熱調理して食べる事をお勧めします。
人参の効果的な食べ方は皮ごと!加熱することも大事!?
人参の持つ栄養素は皮の下にあります。
基本は皮を剥かずに調理し、
色の変わっている部分があれば
そこだけ剥いて食べる様にします。
人参が含んでいるβカロテンは
油に溶ける働きがあります。
そのため炒め物や何か油分を加えて食べると
βカロテンの吸収率があがります。
生食でのβカロテンは吸収力が8%、
油で炒めた方が80%と上がるので、
よりよく栄養を摂りたい場合には、
やはり加熱調理した方がよいでしょう。
とはいえ、ダイエットの際のカロリー調整で
食べるならば、生食で食べる方がよいです。
ドレッシングなどをかけると余計なカロリーを摂取するので
スティック状に切って付けて食べる方が、
かけて食べるよりはカロリーを抑える事が出来ます。